シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

大妻中学校

2018年12月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

大妻中学校の理科が求めているチカラとは?

大妻中学校/先生
1基本的な知識と探求するチカラ

生活の中で起こるさまざまな問題、事物、現象について、自ら進んで論理的に考え、深めていくことができる生徒を育てたいと考えています。最低限の基礎知識が必要なので、しっかり理解した上で、それがどのような影響を及ぼすのかを考える習慣をつけましょう。1つのことを発端に考えを深めていく力が、入学後の学習にも役立ちます。

2与えられた条件を読み取り、論理的に考えを組み立てるチカラ

入試では、問題文をしっかり読んで、問題を考える上で大切になりそうなことを的確に読み取ることが大切です。その上で、筋道を立てて考え、答えを導き出すことを心がけましょう。

3自分の考えを発信し伝えるチカラ

自分の考えを相手(読み手や聞き手)がわかりやすいように発信する力も、入学後の学びを進めていく上で大切な力です。自分の考えを言葉や図、グラフなども用いて、適切に伝えることが大切です。