出題校にインタビュー!
日本大学藤沢中学校
2018年10月掲載
日本大学藤沢中学校の国語におけるアドミッション・ポリシーを聞いてみました。
3.難しそうな文章もおっくうがらずに文字を追う力をつけよう。
インタビュー3/3
字を読むことをおっくうにさせない
原田先生はお子さんの中学受験も体験されています。その経験も踏まえて、オススメの勉強方法を教えてください。
原田先生 僕は娘の時も息子の時も本でした。子どもの頃から本屋に連れて行き、好きな本を選ばせて、好きなだけ読ませるということをしていました。ミッフィーの絵本から始まって「はらぺこあおむし」などのいろいろな名作がありますよね。
そういうものから図鑑類などいろいろな本を身の回りに置きました。そうすると子どもたちはなんとなく見ています。そのうち本が好きになっていき、受験生になる頃には活字に対する抵抗感があまりなく、難しい文章もなんとか読んでくれました。無心になって読めば大体のことは読み取れます。字を読むことが嫌いになってしまうとやっかいなので、そこを気をつければいいと思います。
日本大学藤沢中学校/図書室
文章を正確に読むことが大事
原田先生 読書好きの中には、小説を読んでいるうちに主人公や登場人物に対して友達のイメージをそこに重ねてしまう子がいます。書いていないことまで想像をふくらませてしまうのです。例えば「小学校に入学してから早5年」などというように、その主人公の年齢がわかるような書き方をしているのに、この子は小学校●年生だと思い込んでしまうため、そこを読み飛ばしてしまうのです。良く言えば想像力が豊かなのでしょうが、学習においては文章をしっかり読むことが大切です。大学受験でもノイズを交えずに読むということが大切になるので、今のうちから正確に読むという習慣をつけると良いと思います。
難しそうだけど読んでみようという意欲を育てよう
原田先生 バリエーションが豊かな問題を作るということは、ある分野にだけ特化してほしくないという思いがあるからです。「説明的な文章は得意だが小説は苦手」というのではなく、同じ日本語で書かれている文章なので一通り読んでほしいという思いをもっていろいろな問題を出しています。難しそうだけど読んでみようという意欲は、新聞の社説などを与えて、要約などをするうちについていくのでやってみるといいと思います。分からない言葉が出てきた時に、そのままにしないで辞書を引く習慣が身に付くと、知識が広がって、国語だけでなく、他教科にもいい影響が生まれると思います。
日本大学藤沢中学校/図書室
インタビュー3/3
日本大学生物資源科学部に隣接し、緑あふれる約115,412平米のキャンパスには、最新の教育施設を備えた新校舎をはじめ、各種の教育施設が設置され、私学として明るく創造性に富み、心身ともに健康で心豊かな人間の育成を目指した、質量ともに充実した教育環境を形成している。平成21年度より併設の中学校を設立し,付属高等学校・中学校の特性を活かし、大学・高校・中学校十か年一貫した展望とゆとりのある教育を実践されている。