シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

渋谷教育学園幕張中学校

2017年03月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

渋谷教育学園幕張中学校の数学科が求めているチカラとは?

渋谷教育学園幕張中学校/先生
1知識を活用するチカラ

算数に限らず、さまざまな学習を通して身につけた知識は、活用しなければ意味がありません。さまざまなものの見方や考え方をすることにより知識を総動員して、具体的な場面で活用していく力は、数学科を問わず、本校全体で求めている力です。

2粘り強く考え抜くチカラ

数学では、粘り強く考える力が欠かせません。日頃から頭の筋肉をフルに使い、粘り強く考え抜くことを心がけましょう。簡単にあきらめることなく、ああでもない、こうでもないと考える習慣は、他の教科を学習するときにも役に立ちます。

3数学的な思考や判断を表現するチカラ

プレゼンテーション能力が問われる時代。本校でも自分の考えや判断を、論理的に人に伝え、納得させる力を磨くことに力を入れています。自分で解けた、答えが合っていた、それだけで満足することなく、解いた過程を人に話したり、書いたりして、わかりやすく伝える力を磨きましょう。