シカクいアタマをマルくする。~未来へのチカラ~

中学入試問題は、子どもたちの“未来へ学び進むチカラ”を試しています。
そこには「こんなチカラを持った子どもを育てたい」という各中学のメッセージが込められています。
この「シカクいアタマをマルくする。」中学入試問題の新シリーズでは、そんな子どもたちの“未来へのチカラ”を問う入試問題から、その出題意図(アドミッション・ポリシー)と、子どもたちへのメッセージを探っていきたいと思います!

出題意図

佼成学園中学校

2016年08月掲載

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

佼成学園中学校の理科が求めているチカラとは?

佼成学園中学校/先生
1理科の基本的な知識

小学生として、知っていなければならない基本的な知識を身につけてきてほしいと思っています。教科書に載っていることをおろそかにせずに、しっかり学習しましょう。その知識は、入学後の学習の土台となります。

2理科的な考えるチカラ

基本的な知識をもとに、道筋を立てて考える力も重視しています。入試でも、計算問題や記述問題を一定数入れて、論理的に考える力を問うています。合っているか、間違っているかは二の次です。まずは考える習慣をつけましょう。そして、結論まで論理的に導く力をつけましょう。

3自分の考えを表現するチカラ

入試の採点をしていて嬉しく思うのは、小学生なりに考えて取り組んでくれている時です。考えることも大切ですが、考えただけでは共有できません。自分の考えをきちんと伝える力も磨いてきてほしいと思っています。