社会人基礎能力の高い者にはチャレンジ精神やコミュニケーション能力などといった就職活動の際に企業の採用担当者が特に重要視しているスキルが身についているとされます。
ほかにも、大学(高等教育)での育成が期待されるチカラを表現しようとしているものがあります。たとえば、多国籍企業の採用担当者たちに、国際的なビジネスにおいてどんなチカラが必要とされているかを調査した「グローバルスタンダード(国際企業人基礎力)」。また、OECD(経済協力開発機構)では、「大人版PISA」とも言うべきPIACC(国際成人力調査)で、そのチカラを表現しようとしています。