1903年創立の山脇学園。今年で創立108年。
教育改革と施設の全面リニューアルを行っている真っ最中の学園に行ってきました。
(しかし工事の音はまったく聞こえません。子どもたちの環境に配慮されてるなと感じました)
100年以上の歴史を持つ女子校ってどんなイメージをお持ちでしょうか。
入学式の前に新中学1年生はおじぎの仕方を練習するそうです。これが、“品格ある女性への第一歩”だと先生方はおっしゃっていました。
中1はお琴を、中学の3年間は礼法と華道を道徳の時間に行っています。そして6年間ダンスの授業があります。…歴史ある女子校のイメージ通りです。
そこで、先生方に生徒について聞いてみると、「とにかく行事に熱いんです!!」とおっしゃいます。そして、山脇の3大行事といわれる「山脇祭(文化祭)」「体育祭」「合唱祭(中学のみ)」の映像を見せていただきました。
合唱祭は中学のみですが、毎年2月に行われ、1年間ともに過ごし、絆を深めたクラスメートと、話し合いや練習を重ねて作り上げる合唱。本番は感動でいっぱいのようでした。
体育祭では、各学年がダンスを披露。中3・高2のダンスは下級生のあこがれでもあり、見ていて圧巻でした。高3「ペルシャの市場」は校庭がシーンと静まりかえるなか、高3生が心をこめて踊っています。最後のプロムナードでは涙…涙…みんなで校章を描きます。いままでの6年間の思い出のナレーションが入り、見ているこちらまで感動しました。体育祭には3,000名のお客様が赤坂の校庭に集まったそうです。すごいです。
山脇祭(文化祭)は高校2年生が部活を引退する日でもあるそうです。映像のなかでも先輩へ「いままでありがとうございました」と中1~高1の後輩が涙ながらに伝えているクラブが多かったです。そして高2は山脇祭が終わった後に「リ・スタート式」を行うそうです。これはみんなで受験に向かって一緒にがんばろうという式だそうです。気持の切換えがうまくできるんだと先生はおっしゃってました。
たくさんのかけがえのない絆がうまれるきっかけがたくさんあるなと感じました。
実際に訪問した際にも昼休みに突入したので廊下で生徒のみなさんとすれ違いましたが、元気よく「こんにちは!」とあいさつをし、友だちと楽しそうにお話している様子が印象的でした。見ていて気持よかったです。
EI(イングリッシュ・アイランド)やSI(サイエンス・アイランド)という素晴らしい施設も魅力的です!
教室スタッフ/MYあかさか