今回は国語の先生に、いろいろうかがってみました。
捜真女学校には1年に1回、自由題材とした作文があります。
夏休み前に課題を出し、夏休み後に提出。
そして、優秀な作文を『文集』として毎年発行しています。
選ばれた作品は、生徒と先生とが推敲を重ね、
清書を仕上げるとのことです。
この文集に多くの生徒が、6年間で1度は載りたいと願っていると聞きました。
そんな捜真女学校ですが、卒業生に直木賞作家 角田光代さんがいます。
特別に、高校3年生のときの文集を見せて頂きました。
そのできは…、感動です!
高校生とは思えない内容でした。
国語の先生がおっしゃるには、ごくまれに「この子の作品は手をいれてはいけない」と思う作品を書く生徒に出会うそうです。
・・・もちろん、大方はしっかり指導しないといけないみたいですけど(笑)
その子のよい素養をそのまま伸ばせる環境であるということも、捜真女学校らしさといってよいところなのではないかと思いました。
今後、国語科で注目しているのは『聞き取りの力』といいます。
高校生の選択科目では、なんと家の間取りを聞いて書く」テストが
あったらしいです!(結構みんな解けるらしいですよ?!)
大人になってからは、見て書くよりも、聞いて書く機会の方が増えるので、
そういう力を付けたいと先生は語ってくれました。
教室スタッフ/K.M