立教通りを進むと、レンガ造りの校舎が見えてきました。
大学も隣接しており、アカデミックな雰囲気が漂う、周りとは違う空気が流れる落ち着いた感じの校舎でした。
校舎に入ると、外見とはまた違って現代的な印象が強く感じました。
クラス数が学年に3つなので、フロアに中1から高3までのクラスが一緒になっている階もありました。この階を見たのは授業中だったので、休み時間にどのような光景になるのか、非常に気になる点でした。一緒のフロアにいるということは学校全体の雰囲気がとても良いのではないかと感じました。クラス数に関しては、校舎の新設に伴い、今後増設するとのことです。より少数制を徹底していくとのことです。英語の時間はクラスを半分に分けて語学学習に適した人数での授業を徹底していました。
説明をしてくださったH先生はとてもにこやかで、その表情や話から生徒や学校をとても愛していることが伝わってきました。
立教池袋では、「テーマを持って真理を探究する力」、「共に生きる力」を大切にしています。中学段階から自由に自分の受ける授業を選択できる仕組みがあったり、数ある学校行事も自分で選択していくことになっています。このような学校のシステム作りからも理念が伝わってきて、非常に理念をわかりやすく実践している学校であると感じました。
また、近年では隣接する立教大学との一貫連携教育にも力を入れているとのことでした。
生徒の生の声としては、大学の施設が使えることがうれしいとのこと。科学部の生徒で大学の実験室を借り、実験をしている子もいるとのことです。
進路指導に関しても、「自分の生き方なので、どの道に進むかもまずは自分で考え、その実現のために必要なことも自分で考えてみて、必要なことを先生がサポートしていく」というスタンスでした。
帰り際はお昼時間だったため、立教大学の学生が通りを行きかっていました。そんな様子からもアカデミックな感じを受けました。少人数で、じっくりとテーマを持って学んでいきたい子、にはぴったりの学校なのではないかと思います。
教室スタッフ/Y.S