先日、東京女子学院へ行ってきました。
少人数の学校で、一人ひとりきめ細やかな指導をしている学校です。
東京女子学院の特徴として、英語教育に力を入れており、「TJG英語」として学校独自の英語学習体系があります。
こちらの中学校では、外国人と交流できる英語力を身につけながら、高等教育に対応できる言語力へとつなげる教育を目指しています。たとえば、中学ではネイティブスピーカーの先生と日本人の先生とのチーム・ティーチングで行い、週7時間ある英語の授業のうち5時間をネイティブの先生中心で行っています。じつは昨年まではネイティブの先生だけで授業をしていたそうです。しかし、初めて英語に触れる生徒にとってはall Englishの授業は大変! そこで、日本人の先生も一緒に授業をするかたちになったのだそうです。
今回、高校3年生の英語の授業を見学させていただきました。入試問題を使った授業をしていたようです。ちょうど教室に入ったときは、問題文に出てきた単語「antibiotics(抗生物質)」について英語での説明がされていました。ほんの数分でしたがTJG英語を体感させていただきました。
各学年の学習目標として検定試験の取得もありますが、それだけでなく生の英語を「まねる」ことで習得していくことに重きを置いた学習をしているようです。
母国語を習得するときも、そうでしたよね。周りにいる大人のしていることを見よう見まねで覚えていったと思います。そんな自然と英語を学べる環境を整えてくれている学校です。
その他にも、教科学習以外にもさまざまなことに触れる機会のあるTJG。
ぜひ、足を運んでみてください。
教室スタッフ/N.I