日能研 ディスカバリークラブ
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ディスカバリークラブとは 各フィールドの紹介 教室一覧
ディスカバリークラブ レポート
『日能研ディスカバリークラブ』

教室を飛び出して仲間と体験・発見の時間!


ディスカバリークラブには、「自然体験のフィールド」、「講演会のフィールド」、「私学・企業共催のフィールド」があります。これらのフィールドの中で、低学年までのお子さまの知的好奇心を刺激し、自ら学んでいくための土台となる各種講座をご紹介しています。また、保護者のみなさまには、子育てに有益なイベントや情報を随時ご案内しております。

自然体験のフィールド

今回は「自然体験のフィールド」をご紹介します。


「自然体験のフィールド」では、学ぶ場所を“教室”という空間に限定しないでお子さまが新しい「何か」と出合うためのプログラムをご用意しています。特に宿泊を伴うプログラムではお子さまは保護者の方から離れ、楽しさとともに、たくさんの「困った」や「どうしよう」にぶつかります。それでも「一緒にやろうよ」と言ってくれる仲間と、「失敗してもいいからやってごらん」と背中を押してくれるグループカウンセラーの中で、いろいろなチャレンジをします。たっぷり楽しんだあとには「それはどんな体験だったのか」を仲間と話し合い、振り返ります。子どもたちはその中で誰かと一緒にやる楽しさや難しさを感じ、自分で決めてやってみるということを学びます。そこに関わるスタッフは必要なトレーニングを受けており、豊富な経験と知識で子どもたちをサポートします。ここでは、これまで開催されたプログラムと、スタッフからの声をご紹介します。


ワンナイトキャンプ 〜くろすけキャンプ〜


小学2、3年生を対象とした、1泊2日の自然体験活動です。神奈川県清川村の清川青少年の家で、炭の窯出しを体験。その炭を使ってバーベキューをします。自分たちが苦労して窯出しした炭で作るバーベキューは、格別です。また、里山に入って動物たちの痕跡探しも体験します。痕跡から動物を想像する楽しさも日常では体験できるものではありません。あっという間に一日が終わってしまいます。そんな1泊2日のキャンプで子どもたちは、大きく成長していきます。


ワンナイトキャンプ 〜れとろキャンプ〜


小学2、3年生を対象とした、1泊2日の自然体験活動です。
神奈川県南足柄市にある【丸太の森】で、古きよき昭和の香りを感じながら、藁ぶき屋根の古民家・裸電球のともしびの下もとでの生活を体験します。薪と釜で炊いたご飯、五右衛門風呂を思い出させるようなドラム缶風呂……。どれも子どもたちにとっては新鮮な体験ばかりでしょう。そんな中で、子どもたちはさまざまな発見をしていきます。


サマーキャンプ


小学3、4年生を対象とした、自然体験活動です。岩手県にある人口3700人の小さな村、山形村で、大きな自然に囲まれて過ごします。期間は、5泊6日〜7泊8日のものあります。カヌーやカヤックを使って水の上の移動方法について考えたり、カヌーに寝袋と食糧を詰め込み、小野川湖の湖畔にテントを張ってのビバーク体験、トロッコ道やブナ林でのハイキング、みんなで声を掛け合って助け合いながらの沢登りをしたりなど、盛りだくさんのプログラムをご用意しています。ここでのテーマは、「自己決定」。仲間と過ごす時間を通して、子どもたちは大きく成長します。駅にお迎えに来てくださる保護者の方々は、子どもたちの顔を見ただけで、数日間の成長を実感するとおっしゃいます。このように、日能研では「自然体験のフィールド」の中で、子どもたちの好奇心をくすぐる豊かな自然体験の場をたくさんご用意しています。

ワンナイトキャンプ 〜くろすけキャンプ〜ワンナイトキャンプ 〜くろすけキャンプ〜

「炭」と出合う


ご家庭でも、バーベキューなどで「炭」を使うことはありますが、「窯出し」からやることはめったにありませんね。ワンナイトプログラムの「くろすけ」では、「炭の窯出し」体験があります。子どもたちはこのプログラムのタイトル通り、煤にまみれ、「くろすけ」になりながらバーベキューの準備をして、翌日には会場付近に生息する動物たちの「痕跡さがし」も楽しみます。
スタッフエピソード(1) 焚き火から学んだこと

【スタッフエピソード(1) 焚き火から学んだこと】

グループでたき火をしているときのことです。マッチで火をつけるのも初めての子どもたち。拾い集めてきた枝に直接マッチの火を持っていきました。枝には火が移らなくて「あ〜ぁ」。そのうち枯れた笹の葉っぱはよく燃えることに気づいて「よっしゃー!」と喜びの声。それもつかの間、すぐに燃え尽きて鎮火。試行錯誤しながら、火は下から上へ燃えていくこと、あおぐと火が明るさを増して大きくなることを体感していました。(スタッフ・N.Y)

サマーキャンプサマーキャンプ

仲間との関係作りについて考える


この模造紙はビーイングといって、メンバー一人ひとりのプログラムに参加する想いや、チームでの活動で大切にしたいルールや気をつけたいことを書いていきます。振り返りの時間はそれを使って話し合い、ことばを付け加え、修正して、最終日まで進化しつづけることもあります。

ワンナイトキャンプ 〜れとろキャンプ〜ワンナイトキャンプ 〜れとろキャンプ〜

今の便利な生活を見つめなおしてみよう


ワンナイトプログラムの「れとろキャンプ」ではまさに、今の時代では味わえない体験をします。藁ぶき屋根の古民家のあかりは裸電球ですし、その下で薪と釜で炊いたご飯をいただきます。テレビやゲームの音が聞こえない静かな夜、自分たちで沸かした「ドラム缶風呂」の中で子どもたちの笑顔は輝いていました。

ワンナイトキャンプ 〜風の子キャンプ〜ワンナイトキャンプ 〜風の子キャンプ〜

仲間の存在ってあったかい!


「人のぬくもり・落ち葉のぬくもり」がテーマのプログラムで起きたひとコマ。グループカウンセラーも含めたチームのメンバーと手を寄せ合っています。プログラムの途中、上手くいかなくて困った時、そっと差し伸べてくれた仲間の手はやっぱりあったかい。子どもたちは仲間にかけてもらった言葉の数々も想い出として持ち帰ります。

【スタッフエピソード(2) 食について考える】

野外でのプログラムでは食べ物や食べることについて考えることが多くあります。「生きること」に直結する行為だからです。キャンプ中はグループでテーブルを囲み、みんなで「いただきます」、「ごちそうさま」をします。ある時、食べ終わった子がテーブルを離れ、好き勝手に外で遊んでいました。その状況について、スタッフは感じたことを子どもたちに話しました。みんなの食卓から人がいなくなり悲しかった、「食べる」ことを大事にしていないように思った、などと。子どもたちは真剣に耳を傾け、その後、「食べる」ということについてみんなで考えることができました。(スタッフT.U)
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