<通塾について>
5年の途中で授業時間数や教材等の負荷が重かった他塾から、親もお世話になった日能研に転塾しました。日能研の5年のカリキュラムは、夜遅くもならず、本人の成長具合に合っており、ペースを崩さず通うことが出来ました。6年では1年分成長したため、長い授業時間にも耐えられ、大好きな算数を授業後も解いてくるなど、勉強を楽しむことができるようになり、毎回楽しんで通塾出来ました。6年前期では、第一志望の渋幕は日特がないため開成日特に入れる成績をとることを目標に日能研全国公開模試を頑張り、不得意分野のデータなども教室から教えていただき、先生に相談しつつ、戦略を自分で検討して徐々に成績を上げることが出来ました。
また、教室の先生方には本人の興味に寄り添っていただき、日能研以外のイベント系テストなどに参加した時も応援していただき嬉しかったようです。日能研のテストは後日受験ができるので、挑戦したいことを我慢させずにやらせてあげられたのはありがたかったです。
<親からの栄冠シール>
5年生の時はなかなか漢字や社会といった本人のやる気が起きない分野には手がつかなかったので、色々なパターンで「親からの栄冠シール」ルールを決め、5シートで本人の好きな遊び場にいく権利を親からプレゼントすることにしていました。わかりやすいご褒美が作れるありがたいシステムでした。
<併願>
気力体力成績にムラがあり、持ち偏差値-10程度までを入れる計画では不安に思っていたところ、親が気づいていなかった、-15程度で本人に合いそうな学校を教えて頂き、こちらも親子で気に入りましたので計画に組み入れ、不安のない計画を立てることができたのは、さすがプロのお力添えだと感謝しています。
併願については、文化祭や説明会の本人の感触で、I校よりT校が好みだからI校は受けずにその日は休息する、H校よりT校だからT校が受かったらH校は受けない、などと決定していきました。結果として早めに合格をいただき最短コースで受験終了することができました。
<当日>
1月は灘中、T中、そして本命の渋谷教育学園幕張中学校を受ける予定を立てていました。挑戦を楽しむ感覚で行った灘でしたが、会場受験の模試を積み重ねてきたからか、レベルの高そうに見える周りの人たちにも意外に動揺せず問題を解くことを楽しみ、不合格という残念な結果のなかでもたくさんの学びを得て、次のT中、渋幕中の受験に生かすことができました。(灘での経験のおかげで、渋幕では「もはや一周回って怖いぐらいリラックスして」臨めたそうです。)二戦目のT中は灘、渋幕よりも問題の難度が控えめで落ち着いて受験できたそうです。いよいよ本番の渋幕では、万全で挑むため開始の約1時間前に到着。本人によると、“買ってもらったお菓子や用意してもらったオニオンスープを飲み、合格力トレーニングプリントを見て最後の仕上げ。簡単にできる「リラックス体操」で気持ちを落ち着かせてもらって、いよいよ解答開始。算数の難度がものすごく高く、得意科目で手応えがZERO〜だったのは大分焦ったが、休憩時間が約20分と長く、飲食も許可されていたので、理科社会は切り替えて臨むことができた”そうです。
<受験後>
受験が終わってから、中学に向けて何をやるか自分で考えながら、「日能研は受験後のことも考えて宿題を押し付けたりしないで自分でやることを考えるようにしてくれていたんだね」と本人が話していました。受験が終わってからそう思える指導をしていただいていたことは、先に続く糧になるに違いなく、よい時間を過ごしたのだなと感謝しています。ちなみに本人的には受験終了後の1月末も最後まで授業に楽しんで通うくらい日能研大好きでした。
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。