僕は、3年生の後期から日能研に通っていました。6年では頑張って駒東日特に入りそこで半年を過ごしました。
この手記には駒場東邦中学校合格に貢献したことについて書こうと思います。
まず、過去問についてです。過去問では、駒東の問題の傾向を知ることに徹しました。駒東合格を志す皆さんの為に幾つか自分が見つけた傾向を記しておきます。是非参考にしてみて下さい。
・国語は記述が多いです。記述する際は問いの確認が重要です。心情を問われているならば心情語を入れると部分点が貰えます。
・社会も記述が多く、与えられた資料の情報を遍く使って記述する事が得点に繋がると思います。
・算数は出題分野が決まっています。特に数論は西暦からの出題が多いです。素因数分解を覚えておくと身を助けるでしょう。
・理科は大問ごとに時間を確認しておきたいですね。
此等だけでは無く、過去問を解きながら傾向を自分で探して欲しいと思いました。日特の擬似問題を使って駒東の傾向を探るのもいいと思います。
また、試験当日僕は幾つかの好条件に恵まれました。
まず、国語では日能研の全国テストで出た文章が出題されました。日頃から本を読んでいたため国語は得意だったのですが、知っている文章が出たことでかなりの高得点が期待できました。
社会は過去問を解いていても平均点を上回る時と下回る時が分かれていて、そこが勝負所かなと思っていましたが、国語で着いた勢いで乗り切りました。駒東の社会は記述が多いです。過去問で記述の練習を重点的にしたので、その成果が出せたと思います。与えられた資料から読み取れる情報を遍く使い、記述する事が重要です。
算数はあまり解けず、国語でついた勢いが消えてしまいましたが、終わった科目のことは考えないようにしました。
また、理科では日能研全国公開模試で出題されたワニの心臓についての問題が出て、再び勢いが付きました(と言っても最後の大問だったんですがね)。過去問の時では無かったのですが、時間が余ったので見直しをする事が出来ました。
算数は問題その物が難しかったり、国語も苦手意識を持っていたりする人には少し厳しいかも知れません(物語一題という珍しい構成です)。ですが駒東は出題傾向が読みやすいので、対策はしやすいかと思います。皆さんも是非駒場東邦にチャレンジしてみて下さい。
最後に、改めて日能研には駒場東邦中学校の問題に対応出来る様に鍛えてくれた事に感謝を申し上げます。良い先生に巡り合えたことにも感謝しています。充実した3年間有難う御座いました!
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。