私が日能研に入塾したのは5年の時。他塾から転塾してきたというのもあって、最初は中々クラスに馴染めませんでした。そんな中、クラスの子たちが話しかけてくれるようになって6年になった頃にはクラスの中でも目立つようになっていました。先生たちも優しく接してくれて、いつでも質問しやすい環境を作ってくれました。夏期講習頃から質問することが増えて、授業が終わってからも1時間以上質問させていただきました。冬期講習が始まると今まで使ったことのなかった自習室を利用するようになりました。
改めて受験が終わって絶対的に言えるのは、他人と絡まない方がいいということです。私は6年になってクラスの友達と少しずつつるみはじめてから確実に成績が落ちました。6年の夏期講習まではMクラスでも上位の方にいたけれど、後期から少しずつ成績が落ちていったのです。今思えば、友達と仲良くワイワイするのは受験が終わってからするべきだと思います。
また、第一志望校は変えないほうが良いということも痛感しました。私自身、受験半年前くらいまでは女子学院中学校を第一志望にしていました。でも、女子学院日特のトライアルテストの結果を受けて自信がなくなってしまって、それから志望校を変更しました。志望校を下げたのにも関わらず、結局その学校には受かりませんでした。
きっと志望校を下げると気が緩んでしまうのだと思います。だから皆さんには志望校は絶対変えないでほしいです。
勉強面でのアドバイスは、冬期講習からの過ごし方のことしかできませんが、とにかく理科と社会を頑張るべきです。正直算数はやってもあまり変わらないと思います。銀本をたくさん活用して、先生にわかるまで質問して、帰ってしっかり復習すれば大丈夫だと思います。
受験は後悔しても後戻りはできません。受験が終わった今、本当に開放感に満たされて幸せです。だから自分が最後までやりきったと思えるように、毎日頑張ってください。
でももちろん息抜きは大切だと思います。私の場合、推しを糧に頑張っていました。毎日ずっと勉強し続けるのは悪いことではないけれど、それで体調を崩したら元も子もないので、体調管理はしっかりしてください!
結局私の受験は第一志望・第二志望共に不合格で、開智中学校のS特待生として入学することを決めました。
でも、ここまで応援してくれた家族や学校の友達、最後まで付き添ってくださった先生方、共に時間を過ごした塾の友達、たくさんの方に支えられてここまでこられました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。泣いたり笑ったりした2年間、日能研での経験は本当に大切にしたいと思います。
最後に、皆さんの合格を心から祈っております。楽しい中学校生活を思い描いて、最後まで頑張ってください!!
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。