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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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2月6日

  • 年度:2023
  • 性別:男子
  • 執筆者:本人
※書きたいことが多すぎて長くなりそうなので、サクサク読みたい方は飛ばすことを勧めます。

結論から言うと僕の進学校は逗子開成中学校。
第一志望が栄光学園中学校、第二が駒場東邦中学校、第三が浅野中学校という神奈川の男子中学受験生だった。

受験生生活最初のピンチは6年生前期、春。
5年生まで61程度に保ち続けていた偏差値が下落。
内容と量共にハードになった授業、湧かないやる気、そして毎週数字になって突きつけられる得点と平均などなど。理由の数は計り知れない。ペースを失った。必須のハズの毎日の学習習慣も曖昧になっていった。

しかし時の流れが自分のペースに合わせてくれるはずもなく迎えてしまった。
夏期講習。
想像以上に40日間というものは早かったものだった。
家庭学習が曖昧だったためただでさえ多い課題に追いつけず、体力もある方ではなかった為に1日70分×6コマの授業で疲れ切っていた。
9月からは駒東の日特と栄光の研究講座も始まったため、慣れてきたとはいってもやっぱり疲れている毎日が続いていた。そしてやはりやることが多すぎる。

この中僕の勉強を変えたアイテムがある。
マグネットシートだ。
やることをすべてマグネットにし、7個に分けたホワイトボードに日付とそのマグネットを貼り、終わり次第マグネットを下げていくのだ。
しかしアイテム1つで180°回転するほど中学受験は甘くない。
予定に追い付けないのだ。
でも確実に成績は上がっていった。
そして受験生、秋の最大の試練はやはり過去問。
駒東の算数は難化したこともあったのか120点中8点を記録。
(ちなみにこの次は18点、3回目は50点まで上昇しましたが平均点には届かず。)
予定に追い付けないので先生に相談しやることを整理。
追いついてからはメンタルも取り戻し、いい波に乗れてきた。
最後の日能研全国公開模試は6年生では最高の偏差値64を記録。
浅野は合格判定をもらうこともでき、クラスでトップにもなれ、とても自信になった。

ラストスパートの冬期講習。
毎日午前中は一番に自習に行き、午後は70分×5コマの授業。
ペースを取り戻して学習も捗り、自習に行っていることで自信もついてきた。
日能研最後のテスト、ファイナル256はいずれも絶望的だったがあまり気にならなかった。

最初の入試は北嶺中学校。あまり集中できず手応えも微妙だったものの合格。
このときの感情はどちらかというと喜びより安堵に近かった。
自信をつけ次の入試へ。東大宮駅へと向かう。対戦相手は栄東中学校B日程。
手応えはあった。過去問でも点は取れていて偏差値的にも十分取れるはずだった。
不合格。
しかし時は待ってくれない。1月18日、東大IIの再戦だ。
やはり不合格。
ラストスパートのやることを先生に相談し、学校も休んで勉強した。

壮行会や直前の勉強を自信にし、迎えた2月1日。
起床、4時15分。池尻大橋駅へと向かい、駒場東邦と戦う。戦う。戦い抜く。
そのまま港南台駅へ行き、山手学院の特待を受ける。
疲れ果て、就寝。
2日朝、山手の特待合格を知り栄光学園へ。ここからは3日浅野、4日芝2次と受けたものの栄光、駒東含め全落ち。4日の試験中のメンタルは絶望的だった。あと眠かった。
4日午後日能研に行き、逗開のアドバイスを先生からもらった。理科の先生に至っては違うクラスでありながらアドバイスをくれた。あとはスタッフさんの提案で豆まきをした。
5日、逗開の三次へ。海によってから学校へ向かった。
試験は算数で計算ミスをし、手応えはあまりなかった。
帰って久しぶりのゲームをした。
6日朝、合格を知り僕の受験は終わった。
報告をした電話の奥の先生は泣いていた。

逗子開成の6年間が楽しみだ。

~アドバイス編~
・やること、現在の進捗を見える化すること
・前期頃までは体力づくりの運動もおすすめ
・夏期講習はとにかく苦手つぶしと基礎の定着を意識
・前期は模試(基礎を定着させるとともに偏差値が上がれば後期選べる日特が増えます)
・絶対受かるであろう学校を2月の進学可能範囲に組み込んでおく
(行ける学校があるだけで楽になります)
・困ったら先生を頼る

祈・合格!
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