5年生の1学期、「中学受験をしたい」と娘が言い出したことから、我が家の怒涛の日々が始まりました。
5年生の9月から日能研に通い始め、初めて受けた日能研全国公開模試で、算数の点数は「5点」でした。
「伸びしろしかないね」と家族で笑いましたが、母親としては大変な受験になるなと、覚悟せざるをえませんでした。
その後、国語は人並みに得点できるものの、算数は平均点の半分しか取れない状態が続きます。何度も「中学受験、やめてもいいんだよ」と声をかけましたが、本人が「どうしても行きたい学校がある」と譲らず、6年生になっても5年のテキストに戻ったり、計算問題を毎朝取り組むなど、コツコツと努力をしていました。日能研の先生方にもほめてくただくことが増えて、本人もよりやる気を出したようでした。
しかし6年生の後半になっても、算数は低迷したままで、近づく本番に果たして間に合うのかと、親は気をもむ毎日でした。そうした中、12月になってから公開模試で、算数の偏差値がやっと上向いてきたのです。国語も苦手だった漢字や語句を親子で取り組んできたためか、算数のマイナス点をカバーできるほど得点できるようになり、本番を迎えることができました。
おかげで、受験したすべての学校から合格をいただくことができました。親の予想以上に、子どもはどんどん成長します。どうか、最後まで諦めずに頑張ってください。
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