「ママ、私。もっと難しい算数がやってみたい」
そんな3年生の秋につぶやいた娘の言葉がきっかけになって4年生から通い始めた日能研。
(いくつかの塾の体験の後、娘が自分で日能研を選びました)
しかし、難しい算数は想定以上に難しく。他の教科もまたさらに難しく、と。Mクラスではありましたが成績は中程を低空飛行し続けました。
元々、おっとりな娘。算数は得意だけど、一生懸命やることが苦手。
5年の秋にはA3クラスに落ちたりもしました。6年はMクラスに復活したもの、ペース自体は上がらず。相変わらずのマイペースぶりでした。そうした背景には、コロナが影響して中学校見学が今ひとつ上手くいかなかったのも原因の一つかもしれません。学校の見学枠の予約さえもとても取得が困難な時期でした。
娘にとって、私立中学に行くことがリアルに感じられてないなーと私(母)は感じていました。やはり、しっかりしているように見えても。結局は12歳の子供なのです。
そんな中、実際に見に行くことができた学校の中でリアルに感じられた学校が3校ありました。
ひとつは難関校。あとの2つは中堅校。特にその中の難関校と呼ばれるその学校に娘は強く惹かれたようでした。その難関校は説明会ではなく、学園祭に行けたのです。先輩方の輝いたパフォーマンスに娘は魅了されたようでした。
その難関校に行きたくて娘は偏差値57辺りから、結局偏差値64くらいまで6年の後半に追い上げていきました。
しかし難関校には届かず。中堅校に2校に合格。春から第二志望校に進学予定です。
「ママ、難関校に受かんなくて良かったよ、受かっても私、絶対に深海魚だもん」(深海魚=成績が低迷して底辺を泳ぐという意味)と笑って言う娘に「負け惜しみ〜」と思いつつも真の成長を感じました。
現在は進学予定の学校のパンフレットを片手に、部活動やカリキュラム。留学提携校などを見ながら、春からの生活を親子共々楽しみにしています。
相変わらずマイペースではありますが、自身で考え、動ける子にしていただきました。
日能研の先生方、本当にありがとうございました。
- ※
- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。