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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研準合格から志望校合格への道

  • 年度:2024
  • 性別:男子
  • 執筆者:
お恥ずかしながら、息子は日能研準合格という形での入塾でした。勿論W1からのスタートです。
入塾後はただひたすらに計算漢字、栄冠への道に取り組む毎日でした。良い点数を取ろう!クラスアップしたい!という野望は全く無く、ご飯やお風呂のような一日のルーティンとして日能研の課題をこなしていました。しかし、それは息子にとっては苦難の連続でした。何せ準合格レベルですから、授業ではほとんど理解せずに帰宅し、母のフォローが完全必須でした。親子間での指導は遠慮が無い分、私も言い方がキツくなり、息子も反抗したり泣いたり、地獄絵図そのものでした。

そんな中で初めてのクラス替えがあり、息子はW1からW3にクラスアップしました。その時初めて息子にも“良い点数を取りたい”、“前の席に座ってみたい!”と言う気持ちが生まれました。
そこから5年生最後くらいまではW4にも行けて、とても順調でした。憧れの志望校の門が見えて来ていました。

・・・が、5年最後から入試までは暴落に暴落を重ねました。40→57まで上げていた偏差値は急降下の平均49。入試直前模試偏差値46。
迎えた埼玉入試は持ち偏差値よりも下の学校から不合格、持ち偏差値相当から合格、持ち偏差値より上の学校からは不合格、、、と混迷を極めました。

そんなこんなで東京入試では中々志望校が定まらず、目標が曖昧なまま目の前のタスクを無心にこなしました。何とかギリギリに出願をし、迎えた東京入試でも苦戦を強いられました。R4 80の学校からの不合格でまさかの黒星スタート。一つは合格を頂けましたが、その後も続く連敗。それでも殺意のどん底から這い上がった息子は、結果的に偏差値51の学校からご縁を頂くことが出来ました。志望順位としては、第三志望でしたが、1回目2回目落ちて、3回目4回目でダブルで合格を頂けました。

準合格の息子がここまで頑張れたのは、入りたい学校があったこと(結果は入れませんでしたが目標こそが人を支えるのだと感じました)、そして何よりも日能研の先生方の支えあってこそです。息子が塾大好きでいられたのも先生方の温かいサポートのお陰です。入試の真っ最中、落ち込む息子に掛けて下さったお言葉、マケナイハチマキに書いてくださったメッセージ、そして合格を頂けた時の歓声。どれもこれも息子とその母である私の心に響きました。集団塾とは思えないきめ細やかなサポートに感謝してもしきれません。

次は第二子が控えています。シカクイ頭がマルクなっていく成長過程をもう一度見るのが楽しみです。ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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