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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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教科バランスとの戦い

  • 年度:2024
  • 性別:女子
  • 執筆者:
5年から6年の初めは、算数と理科はやや得意(偏差値55~59くらい)、国語は波があり(41~50)、社会は苦手(30台)という教科バランスが取れていない日能研生でした。

特に5年が一番顕著で、暗記科目を繰り返し練習するということが出来ないタイプでした。算数は繰り返し演習するのは好きなのですが、特に歴史の人名が頭に入らず、5年の間は歴史の平均偏差値は39と低迷していました。

6年の2月になり、先生と面談している中で、「大丈夫です、今まで通りで行きましょう。10月以降に絶対に社会は上がりますから。」と言われ、心の中では「そう言われましても…」と不安を感じましたが、やはり先生を信頼してグッと堪え、社会の勉強時間を増やすことをせず、今まで通り算数に力を入れたままで秋まで来ました。

6年の10月以降、過去問演習が始まる中、メモリーチェック(6年の受験期にやる問題集のこと)の練習を欠かさず、バランスのとれた勉強量で地道に進めていけたと思います。
11月、12月はあっという間に過ぎ、いつのまにか年末には、付箋によって1.5倍くらいの厚さになり、書き込みだらけのボロボロのメモリーチェックに変わっていました。あっという間に、メモリーチェックが変貌したのでした。

目の色の変わったわが子は、好き嫌いで勉強していた今までの子ではありませんでした。いつのまにか受かる為に努力する子になっていました。

日能研全国公開模試でも6年の前半は偏差値40前半しか取れませんでしたが、ここに来て偏差値55をとることもあり、徐々に成績も向上してきているのを感じました。

年末からは、黙っているとどんどん歴史の時間が増えていき、過去問の成績も上がり始めました。
気づくと、得意の算数の時間が減少するというように、親としては勉強時間のバランスをとることに注意し、静観するようにしました。

年も明け、埼玉入試本番の1月10日は、5年生からずっと第一志望としてきた開智中でした。
結果はと言えば、4教科で合格最低点を30点ほど上回る点数を取れました。社会は10点近く合格ラインを上回っていました。

ともすると親は、我が子を想うあまり冷静な判断が出来ないことがあると思います。
そうした中、日能研の先生は、毎年全力で受験に向かう親子と真剣勝負をして伴走してくれています。我が家も、6年生2月の面談時に、先生のあのアドバイスを信じて良かったと、今つくづくそう思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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