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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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合格につながった4つのこと

  • 年度:2023
  • 性別:男子
  • 執筆者:
受験した北嶺中学校、栄東中学校、逗子開成中学校、山手学院中学校、鎌倉学園中学校、浅野中学校の6校全てに合格することができました。

受験に際して、ここがよかったと思うことを4点ほどあげます。これから受験される方の参考に少しでもなれば幸いです。

1.日能研から提案されたカリキュラムはほぼ全て受けた。
低学年の時は集中力が途切れがちで、学校の授業に積極的に参加していなかったので、1コマ70分のカリキュラムを受講できるのか不安でしたし、本人も絶対無理と当初は言っていました。ですが、5年生から日能研に通い、受講してみたら先生がおもしろかったらしく、特に社会はいつも楽しんで受講していました。5年の9月にRクラスになってからは、算数が苦手であるものの好きになり、最後にはかなり解けるようになりました。家ではあまり勉強していませんでしたが、塾でのカリキュラムや特別講座などをほぼ全て受講し、それにより実力がつきました。特に、直前の12月半ばから1か月あった朝6:30からのZoomの講座は朝のリズムを作る上でも大変役立ちました。

2.体力があった。
習い事のスイミングは、結局やめずに週1回通い続けています。学校も結局毎日通い、1月31日もクラス対抗長縄跳び大会があったのと、給食が豚カツであったため休まないと言い、行きました。1月に学校を休まなかったのは、親が日中いない(バランスの取れた温かい昼食がない)のと、親に勉強しろと言われると反発するタイプであることが主な理由です。感染症にかかるリスクよりも本人の精神状態が不安定になることを回避しました。2月1日から連日早朝から受験会場に行き、試験を受け続けているとかなり消耗します。きちんと食事をして体を動かすことは、大事であると感じました。

3.パニックになった時の回避方法を、1月受験で本人が見つけた。
国語が好きでなく、相性が悪い問題だと考えたくない、手を動かしたくないと、日能研全国公開模試でも記述問題を空欄にしていることがままありました。栄東を受験した際に、イライラが募って50分の試験時間中35分ぐらい手につかなかったそうですが、円周率を唱えることで落ち着きを取り戻して、残り時間は集中して解くことができたとのことです。開示された結果をみると、国語は6割程度得点できており、大崩れしなかったのが合格の一因になったかと思います。自分の力でピンチを乗り越えられた経験が、もし何かあったとしても対処できそうだという自信につながり、その自信をもって2月の受験に臨むことができました。

4.目標が明確であった。
そもそも中学受験をすることになったきっかけが、釣り好きで、釣り部のある学校に行きたいというものでした。遊びたい、塾に週5回通いたくないといろいろ言っても、勉強することをやめなかったのは、行きたい学校がはっきりしていたからです。チャレンジ校も合格したので、親は若干迷いましたが、本人は全くぶれることなく当初からの志望校に行くことを選択しました。やはり自身に強い思いがあったことが結果に結びついたのだと思います。

塾に通うのなんて無理ではないか、Rクラスになることを打診された時も、負担が大きくなるからそのままでいいのではないかといつも及び腰でしたが、その度に塾のスタッフの方から大丈夫だと背中を押していただきました。親が思っているよりも、子どもはどんどん成長していきます。教室の皆様には子どもを信じて励ましてくださったことに心より感謝申し上げます。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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