息子は「受験」とは何かを知らずに4年生のカリキュラムが始まるタイミングで入塾しました。
公立小学校のお友達が全て中学受験をすると思っていたらしく、公立の中学校に進学することもできる、ということを知ってから「公立に行ってもいいし…」という思いで塾に行かされている感じでした。
そうした様子を見て、塾にこのまま通い続けていいものか、何回も本人と話をしました。
本人のスイッチが入ったのは6年生のカリキュラムが始まるタイミングでした。
学校見学に行き始め、周囲も頑張っているのを見てから「受験」とは何かを自分で理解し、向き合うようになりました。6年生になってからは自分で計画を立てて勉強をするようにもなりました。
親の私たちは共働きで、時間がうまく取れず塾の先生には色々とフォローをしていただきました。
結果、本人も行きたいなと思える学校、息子を6年間お願いしたいと思える学校に出会い、合格をいただくことができました。
今後の息子の人生にとってこの中学受験、「合格」をいただけたことは今後の自信につながっていくと思います。
学校見学をした帰りや、外部受験をした帰りには、息子の好きな味噌ラーメン屋さんを探しては一緒に食べて帰ったりしました。きっとこれからは親とではなく、お友達と出かけることが増えたり、思春期を迎えて私とこのように出かけてくれる機会はなくなるかなと、寂しく思ったりしますが、息子とこうして向き合うことができてとてもよかったです。
受験を通して息子も私達親も成長することができました。
ありがとうございました。
- ※
- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。