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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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習い事と日能研の両立
過去問への取り組み
先取りシミュレーション!入試期間中
繰り上がり・補欠合格

習い事との両立

  • 年度:2023
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私は3年生の夏から日能研に通っていました。中学受験は自らやりたいと思ったので、最初は気合に満ち溢れていました。しかし、4年生後半からクラスがだんだん下がってしまい、6年生には一番下のクラスになってしまいました。

私は塾と習い事のバレエを両立していて、どちらも全力で続けるのは難しいことでした。でも、バレエは絶対に辞めたくなかったので、バレエの回数を減らしてなんとか受験の直前まで両立を続けました。6年生の夏期講習の時にもバレエの発表会があり、大事な時期だというのに塾に遅れて行ったりする事が多かったです。そのようなこともあり、最後の日能研全国公開模試でも第一志望校の共立女子中学校の偏差値に届かず、このままで受かるのかな、、、と不安な気持ちがありつつも過去問を解き続けて、少しずつ点数を上げていきました。苦手な算数でも先生が丁寧にアドバイスをしてくださったので、自信がついてきました。

そして、迎えた2月1日の共立の入試では全く手応えを感じず、結果が不合格だとわかっていましたが、その時は泣いてしまいました。午後受験の学校は幸いにも合格でそれが心の支えとなっていました。

2日目も共立は不合格でした。最後の希望の3日目も自信があったのに不合格。結果を塾に伝えた時、スタッフの人は私より上のクラスの人も共立合格は難しかったと言っていたので繰り上げ合格も無理だと思っていました。

しかし、5日に共立から繰り上げ合格の連絡が来て家族とたくさん喜びました。しかも、1日より倍率が高い2日で繰り上げ合格だったのでさらに嬉しかったです。

全く偏差値が届いていない学校に合格できたのは、希望を捨てずに全力を出し切ったからだと思います。習い事との両立は親にも心配されましたが、粘り強くどちらも続けて合格を勝ち取ることができました。

私がこれから受験する人に伝えたいのは、受験では習い事を辞めてしまう人も多いですが、諦めずに続ければ合格するということです。辛かったら無理せずやめてもいいと思いますが、親の反対でやめてしまうのはすごくもったいないし、自分の意思を信じることが大事だと思います。

自分の全力を出し切って、最後の最後まで諦めないで粘り強く頑張って下さい ! !受験が終われば楽しい中学校生活が待っていますよ ! !
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