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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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  • 年度:2023
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私は元々付属の小学校に通っていて中学受験の必要はなかったのですが周りの友達は受験する子が多く私もしだいに受験をしたいと思うようになりました。
そして4年生の夏期講習で日能研に通いはじめました。最初は授業についていけなくて出された宿題と授業の復習をひたすらにがむしゃらにこなしていました。しかし成績はのびず・・・。そんな4年生の最後のテスト、教室で1位がとれました。
そこから5年生の中期まで成績は安定していました。おそらくそこで気がゆるみ、授業の復習がしっかりできていなかったりもしました。そしてなんとなく6年生の春をむかえてしまいました。やはり成績は急降下。それからはやってもやっても思うようにのびない日がつづきました。

その後の夏期講習で私は気が狂う程量をこなしました。そして成績は回復し、そこからは少しペースをゆっくりですすめました。私の第一志望校は桜蔭中学校で第二志望校は近差で豊島岡女子学園中学校だったので後期の日特は桜蔭日特でした。

そしてついに1月受験をむかえました。1月10日の栄東中学校は東大クラス合格をいただき、次は1月14日の浦和明の星女子中学校。浦和明の星は私の平均偏差くらいだったのでいつもどうりの力をだせればいけると思っていました。ですが浦和明の星は不合格となってしまいました。手応えはそこそこあったのにおちてしまいくやしくてくやしくてそこからメモチェをやり直しました。そして1月21日に東邦大学付属東邦中学校を受け合格をいただき自信をとり戻して2月1日の桜蔭へとむかいました。

2月1日の朝いつもは緊張しない私もさすがに緊張し直前まで参考書を見ていました。出るかもしれないからと見ていた参考書は逆効果。細かい所まで書いてあるのでこんなに分からないものがあったのかと思い自信をなくしてしまいました。手応えがあまりなく自分でもおそらく不合格だと思いそう母に言うと2月2日の豊島岡は本命同然なんだからしっかり頑張ってきなさい!といわれ豊島岡にのぞみました。

豊島岡の現場ではこの中で自分は一番頭がいいと思い込み参考書は見ませんでした。手応えはいまいち。そして2月1日の午後の広尾の合格を知った後安心して東京農大を受けました。東京農大の間に桜蔭の結果が出るので母に絶対先に見ないでくれと頼み一緒に確認しました。結果は不合格。めちゃくちゃ落ち込みました。豊島岡も不安になってきて結果が怖かったです。そして7時に結果を確認しました。番号を探す方式でおそれから呼吸が浅くなりました。結果は・・・合格です。嬉しさと安堵で母と号泣しました。

成績が下がっても適度に落ち込み、終わってしまったことより次のことに目を向けた方がいいです。過去問はやったほうがいいですが過去問で取れても本番で出来るとは限らないし過去問で取れなくても本番で取れないとは限らないので結果より過程に目を向けるといいと思います。
志望校に向けて、頑張れ中学受験生!!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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