5年生の夏期講習、僕はみんなより遅くに日能研へ入塾した。
まだ初めての本格的な勉強だったからか、「開成中学校に行きたい!」と僕は夢見た。
初めはA4クラスで、偏差値50台後半だったが、M1、M2クラスと上げていった。
6年生前期の偏差値は60、後期の偏差値は67、6年の平均偏差値は65と順調に上げたが、目標の開成中学の72には遥か届かなかった。過去問も、合格者最低点には30点も届かず、絶望した時もあった。
1月に入り、とうとう受験直前だと思ったが、1月1日に38℃の発熱。なんとか1月3日に持ち直したが、果たしてこの休みが開成は許してくれるか否か怖かった。
1月10日栄東中学校、結果は合格だった。弾みがついたと思ったら1月11日に発熱。病院に行ったらコロナウイルスと分かり、1月18まで自宅待機となった。心は折れたが、やれるだけやろうと思い、学校も休み1日中勉強をした。1月25日の立教新座も合格した。
そして2月1日運命の開成受験、不安だらけだったが、諦めず全力を出した。2月3日の受験帰り、父と合格者一覧を見たらあったのだ。信じられなかったが、喜びが身体中に湧き上がり、ガッツポーズをかました。
これから受験する皆さんへ
合格のことしか考えないで下さい。また、必ずハプニングはあるので正面で受け入れて自信を持って臨んで下さい!きっと合格はあなたのものになりますから!!
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。