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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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2月5日までの受験記録

  • 年度:2024
  • 性別:女子
  • 執筆者:
【1月末】
2月1、2日の本命校または準本命校で合格をいただけたら挑戦しようと考えていた2月3日の学校が、すでに出願締切済みとわかり娘が号泣。受けるかどうかもわからない学校だからときちんと出願日程を確認しておらず、とんでもないミスをしてしまったことをとても悔やみました。
慌てて日能研に相談し、3日に別のチャレンジ校をご提案いただきました。HPを確認したところ娘が気に入り、改めてチャレンジ校とすることに決まりました。

【2月1日】
午前に本命校を受験→×。午後に安全校を受験→〇(特待生)。
どうしても1日に合格が欲しく、安全校は娘の偏差値よりも10近く低い学校を選びました。
本命校は不合格でしたが、安全校で特待生としていただけたことから、基礎学力はきちんとついているので自信を持って良いと話しました。翌日の本命校再受験でミスなく受けることができれば、合格できる可能性は十分あると励ましました。

【2月2日】
午前に本命校を再受験→×。午後に準本命校を受験→〇。
二日続けて本命校が不合格となり落ち込んでいる様子でした。ですが準本命校の合格がわかり、泣いて喜んでいました。
本命校は不合格でしたが、これでもう2月4日の最後の回では苦手分野は出ないだろうと話しました。また、合格をいただいた2日の準本命校と4日の本命校の偏差値は同程度でしたので、本命校に受かる学力は十分あると伝えました。

【2月3日】
午前にチャレンジ校を受験→×。
2日に準本命校に合格をいただけたのでチャレンジ校を受験しました。娘の偏差値よりも7ほど高い急遽受験が決まった学校で、過去問は日特の授業でやったことがある程度でした。5日に再受験予定でしたので、今日の受験自体が過去問代わりだと捉え、それほど落ち込んでいないようでした。
午前午後と続く受験に疲れが出てきたため、午後受験はせずに、翌日の本命校の再々受験に備えることにしました。ですが娘は準本命校に合格をいただき気が緩み、家では準本命校のパンフレットを眺めたり、YouTubeやゲームをしようとしていました。
翌日の本命校の再々受験が最後のチャンスであり、全力を出し切って不合格なら実力が足りないので諦めがつくが、「ちゃんとやれば合格したかもしれないのに。」と後悔はしたくないよねと話しました。最後の頑張りとして夜に計算問題とメモチェをやり早めに寝ました。

【2月4日】
午前に本命校を再々受験→〇。
本人は倍率が高いことを心配していましたが、受験校を選ぶ段階ならまだしも、受験することを決めたあとで倍率を気にしても意味がないと話しました。それよりも、急遽この学校を受けることを決めた他の受験生とは違い、娘はこの学校の過去問対策を十分してきたこと、これまで何度も学校を訪れ誰よりも場慣れしているので、きっと有利だろうと話しながら受験会場に送り出しました。
受験後は「最後まで諦めずに頑張れたけど、難しかった。」と言っていました。内心、半ば諦めていましたが、夜に合格を確認し、娘はうずくまって泣いていました。本命校への最後の挑戦で合格をいただけました。

【2月5日】
午前にチャレンジ校の再受験→×。
妥当な結果で、チャレンジ校再不合格よりも本命校合格の喜びのほうが勝り、日能研に結果と悔いのない受験ができたことを報告しました。

終わってみると良い結果をいただけましたが、今振り返るともっと良いやり方もあったと思います。
受験期間中のストレスは想像以上でした。娘は不合格のときはショックを受けながらも泣かずに耐え、合格のときは泣いていました。連日の受験に万全の状態で挑めるよう、先生方の声かけやアドバイス、親の接し方がとても重要だと実感する中学受験でした。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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