元々手がかかり、小5後半から反抗期も始まり、勉強を促すことが日々難しく、注意⇒怒鳴る⇒逆ギレを繰り返し、親としてもこの子は受験向きではないな、何故中学受験専門塾に入れてしまったのだろう、、、と葛藤と後悔に満ちた日々を送っていました。
小6冬期講習は何とか頑張って終了したものの、帰宅してまずダラダラ⇒ネットフリックス⇒弟とふざける、、、を繰り返し、テストの振り返りはしない、過去問は取り組まない、「本当に大丈夫??受験辞める??」と毎日言っていたような気がします。
年が明けて1/3に志望校リストを提出しなければならず、受験校について息子と話すも、「知らねーよ!どーでもいーよ!受験なんて辞めてやるよ!」などと言ったため、さすがにこちらも堪忍袋の緒が切れ、1/4に塾担任の先生に「息子が受験を辞めたいそうです。お世話になりました。」というお電話をしました。
塾担任の先生は焦り、「そういう時は、私たち、塾に任せてください。こちらで息子さんと話をしてみます。引きずってでも連れて来てください!」と言っていただいたので、息子には塾に行って辞めることを自分の口で言いに行くように伝えました。塾担任の先生に怒られると思ったのか、「うるせぇ!塾になんかもう行かねえ!」と言って話にならず、夫も怒りのあまり部屋に籠ってしまったため、私はストレス発散も兼ねて外出してやることにしました。
外出先で夫から連絡があり、息子が塾に行けばいいのか聞いてきたため、塾担任の先生が話したいと言っているから行くように言いました。冬期講習は14時からの時間割だったので、暴言は散々吐いていましたが、ちゃっかりお昼を食べて12時過ぎには塾に到着し、塾担任の先生と塾長と3人で面談し、息子は「受験はしたい」と話したそうで、講習前に自習し、普通に講習を受けているというので仕方なく(笑)夕食のお弁当を持参しました。一応志望校リストは1/5に提出し、出願はしたものの、1/30まではネットフリックスでアニメを観ることは止めませんでした。
さすがに1/31には「今日はアニメはやめてね。」と強めに言い、本人も見ずに堪えていました。自習室に通ったのは1/18~で、え?今更?やっと?という思いでしたが、自習室では真面目に過去問に取り組んだり、テストの振り返りをしたりしていたようです。もっと早くからエンジンがかかってくれたらいいのですが、共働きで弟の習い事の付き添いなども理由に、息子の受験勉強は一緒にしていなかった自分も悪いなと反省しています。
一人で受験勉強を頑張れるお子さんももちろんいらっしゃると思いますが、甘えん坊の男子は一緒に関わってあげないと勉強をしないのです。面倒くさいですが、親が関わることが大切だと思いました。そんな息子が受験数日前から夫とも過去問に取り組みだし、「1日目で決めるから大丈夫だよ!」とカッコイイことを言って、本当に大丈夫かな?と疑心暗鬼でしたが、1日目の夜に見事に〇をもらうことが出来ました!塾担任の先生にお電話したところ「え?マジで?うそでしょ?ホントに?え?やったじゃん!おめでとう!」と大爆笑されながら喜んでもらえた息子でした。
塾担任の先生も厳しいと感じていらっしゃったようで、親としても息子の最後の爆発的な集中力と力に驚かされました。インフルエンザも流行していて学級閉鎖や回りでも罹患者が増えた中での受験だったので、健康面でも気遣いが必要だと痛感しました。受験前夜は早めに寝るように、受験当日の持ち物は早めに確認するようにして深呼吸して取り組むといいと思います。
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