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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研との5年間の歩み

  • 年度:2022
  • 性別:男子
  • 執筆者:
2才差違いの兄弟が、日能研には5年間お世話になりました。

日能研との出会いは、2016年10月に長男が入塾テストを受けた時でした。
あまり明確なビジョンもなく、漠然と中学受験するという気持ちで踏み込んだ世界でした。
長男は嫌がることもなく、すんなりと入塾しましたが、私も仕事が忙しく、あまり目をかけられず放置状態のまま2年経過しました。

6年生の春に室長と面談した際に、「もっと学校を見に行ってください!」とお叱りを受けて、そこから覚醒し、主要男子校を中心にありとあらゆる学校を見に行きました。
スロースターターでしたが、この時期が初めて本気で中学受験を覚悟した瞬間であったと思います。
また、この学校見学がこの後のコロナ禍での次男の受験に役立つとは思いませんでした。

長男の受験は初めてのことで手探りで戸惑うことや苦労も多かったですが、普段は無口で何を考えているのか分からない長男が、明確に意思表示し、最後まで諦めずにチャレンジし続けた姿は、我が子ながら立派だったと思います。
そして次男は、コロナ真っ只中の受験となりました。
対面授業ができずオンラインになったり、自宅でテストをしたり、不安なことも多かったです。

特に受験間際の10日程前から、コロナ感染者が爆発的に増加し、学校にも日能研にも行けない、どうにもならない閉塞感がありましたが、日能研の先生方がメッセージをくださったり、電話で励ましの言葉をかけてくださり、大変心強かったです。

また、この2年は、学校説明会が中止やオンラインになることも多く、学校へ足を運ぶことが困難でしたが、長男の時に多数見学していたことが、アドバンテージとなり、だいたいの学校のことを雰囲気も含めて把握することができていました。

兄弟といってもまったくタイプも学校選びも異なり、特に次男は傷つきやすい性格で、いつも日能研のテストの後は泣いて帰って来るので、メンタル面を心配していましたが、本番の戦いの中では、弱さは見せずに、リカバリーする姿に驚かされました。
親の方が弱気になりますが、子どもって強いなと改めて思いました。

すべての受験が終わった時に、嬉しさと淋しさ両方の感情がこみ上げました。
以前週5日も通塾してかわいそうと思っていた気持ちが、今はまったくありません。
こんなに勉強に集中できる機会に恵まれることはありがたいことであり、子どもだからこそなせるわざ(大人は無理)と思います。

息子たちは中学受験を通して、努力することを知り、精神面でも強くなり、大きく成長しました。
日能研の先生方には、いつも親身になって子どものことを考えてくださり、感謝しかありません。
本当に長い間ありがとうございました。
母親の私は、既に日能研ロスに陥り、淋しい限りですが、親子ともに成長できた5年でした。
この経験を今後の人生にも活かしていきたいと思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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