12月の最後の日能研全国公開模試で、第一志望校に合格判定がでました。
本来はもう1校、持ち偏差値より高めの熱望校があったものの、子供本人が慎重な判断をして安全に合格出来ると最終的に選んだ第一志望校でしたが、1日午前の入試結果は不合格。急に緊張がこみ上げてきて平常心を失ってしまったと涙が止まらない様子でした。
続く1日午後の結果も安全校を受験したものの午前の動揺が尾を引き、まさかの不合格。ショックで涙が止まらず、深夜に泣き疲れてようやく眠りにつきました。
続く2日目は当初の予定を変更して、お守り校を受験。もし受からなければ明日以降の予定も変えざるを得ず、控え室の待ち時間は不安でとてつもなく長く感じ、教室の先生に電話で励まされながらなんとかやり過ごしました。
午後は1日のリベンジで再度安全校を受験。そして迎えた合格発表。結果は2つとも合格。ただ、本人が何よりも喜んだのは合格より、再度本命校にチャレンジできる権利を勝ち取ったことでした。
そこから3日目~5日目まで、第一志望校のリベンジ、チャレンジ校への挑戦と・・・午前は受験、午後は日能研で自習と対策という濃密な受験期を過ごしました。2日目の朝には泣き腫らして真っ赤な目をして試験に向かった我が子が、5日目を終える頃には見違えるほど大きくたくましく見えました。
「最後まで挑戦させてくれてありがとう」と笑顔を見せてくれたとき、結果よりも何よりも、成長する瞬間を見守ることが出来たことが最も嬉しいと感じた中学受験でした。
全てを終えた今、やはり悔しい気持ちはあるようですが春からの新生活が実り多いものであるよう、精一杯サポートしていきたいと思います。
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