日能研全国公開模試で高い偏差値を取っても、まぐれだと思ってしまう。
小さなミスを見つけると、勝ち誇ったかのように注意をしたくなる。
受験の全日程を終えて、率直に感じたことは、後悔の念だった。
複数の学校を受験して、
全ての学校から合格をいただいた。
百点満点の中学受験だったにもかかわらずだ。
そこで、やっと気づいた。
自分が我が子の実力を認めていなかったことにだ。
早い段階で、志望校は決めていた。
この子の学力なら、このくらいだろうと。
オープンキャンパスに行き、文化祭に行き、
気に入ってくれたらいいと。
そしてその通りになった。
本人も満足して進学をする。
憂えることなど何もないのだ。
しかし、成績が伸びる子供の力を信じ、
ワンランク上の学校をチャレンジさせるべきだったのではないか。
口下手な本人は、本当はチャレンジしたかったのでないか。
それに気づいてあげるべきだったのではないか。
これが、後悔の正体でした。
これから受験を迎えるお子さんを持つお父さん。
是非、一緒に問題を解き、我が子の実力を肌で感じてください。
良い点を取ったら、大いに認めてあげてください。
そして、我が子の底力に大いに期待してください。
次は、6年後。
次こそは、本人の望む道に、背中を押してあげたい。
いや、押すのではなく、じっと見守り続けたい。
スタートが遅く、体調に不安もあり、
多くの御迷惑と御心配をおかけした先生方には、
感謝の念に堪えません。
本当にありがとうございました。
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