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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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どのようにやっているの?家庭学習
こうやって弱点を克服しました

暗記なんてイヤ!

  • 年度:2024
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私は暗記が大嫌いなせいか、社会のテストでは常に20点台、良くて40点という状況が5年生まで続いていました。しかし、6年生になると、もはや暗記するしかない歴史分野でも60点を普通に取れるようになりました。その要因は『暗記する』のではなく『理解する』というやり方に変えたことだと思います。

では私が実際にやっていた『暗記する』のではなく『理解する』方法を箇条書きにして紹介します。
~地理編~
・白地図に書きすぎだろというくらい色んなことを書きこんでいく
これは私が小6の夏にやっていたことです。塾の先生にお願いしてA3サイズの白地図を8地方分もらいました。「白地図」という名の通り、海岸線以外何も書かれていないので、非常に役に立ちます。

例えば、自分が政令指定都市が苦手・弱点だったら、できるだけ正確な位置に「◎札幌」「◎那覇」などと書きこむ。この際にマーカーや色ペンで色分けをするのがおすすめです(山地は黄色のマーカーでそろえる、政令指定都市は赤色の二重丸、など)。
ちなみに私は川も山地も半島名も何もかも苦手だったので、白地図が文字でいっぱいになるくらい、書き込みました。そうするとなぜか書き込んでいるうちに自然と記憶に残り、いつの間にか地理が得意になりますよ。先生に白地図を頼みづらいという人は「白地図○○地方フリー」などとGoogleで検索して、印刷してみるのもいいかもです!

~歴史編~
・歴史漫画を読む
これは私が学校の図書委員になった小6から始めたことです。歴史漫画は歴史好きが読むものだと思っていたので、ふと手にして読んでみたとき、あまりの面白さに驚きました。その時初めて、「歴史って面白い!!」と実感しました。もっと早く歴史漫画を読んでいればよかったと後悔してしまうほどです。
しかも歴史漫画のおかげで、今までただの文字でしかなかった年表が、一つの物語に見えるようになりました。そして『暗記する』のではなく『理解する』ということが、自然とできるようになっていました。ぜひ、歴史漫画を読んでほしいです。

こうして私は暗記が大嫌いでも、なんとか社会という弱点を克服しました。苦手な教科や科目は誰にだってあると思いますが、克服出来るよう頑張ってください。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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