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2015年度 帰国子女入試問題分析 |
年度 | 時間 | 分野/形式 | 出題内容 |
---|---|---|---|
2015年度 | 2科目あわせて計80分 | 計算 | 計算、逆算 |
一行題 | 売買算、過不足算、平均算、平面図形、立体図形 | ||
大設問 | 場合の数、速さ、数の性質 |
入試問題が求めている力
国語、算数、英語から2科目を選択します。試験時間は2科目合わせて80分で、算数の設問数は16問です。また、すべての問題において、解答欄には答えのみを書く形式になっています。
は計算が2問、一行題が5問程度、以降は大型問題です。一行題は算数の中学入試全般での典型問題からの出題です。大型問題も中学入試の算数の各分野における基本レベル~中難度レベルの出題が多く、かたよりのない算数の基礎学力が求められています。どの問題も問題文はどれもそれほど長くなく、条件の読み取りも難解なものはほとんど見られません。
入試に向けて準備しておくこと
計算問題でのミスをさけるために、整数・小数・分数の混ざった四則混合計算や逆算の問題に日ごろから取り組み、確実に得点できるようにしておきましょう。あまり難解な問題に手を出す必要はなく、1つの式の中に計算記号が4、5個程度あるものを中心に、正確に速くを意識して練習を続けましょう。
数の性質・速さ・割合と比・場合の数・規則性・特殊算など、多分野にわたって出題されています。その中でも、特殊算、割合と文章題、速さのように、問題文にある情報を図に整理して、情報を増やしていく問題がよく出題されています。なぜ、その図に整理すると新たな情報が得られるのかといったように、問題と図の特徴を結び付けて理解しておきましょう。また、規則性・場合の数の問題は、問題の構造を正確に把握するために、書き出してみて情報を増やして考える習慣をつけておきましょう。
問題の一つひとつを見ると、いくつかの分野を複合して出題しているというよりも、小設問を通して1つの分野を掘り下げていく出題がされています。このような入試においては、基本的な問題を確実に得点し、点数を積み上げていくことが重要です。たくさんの問題に取り組むのではなく、同じテキストの例題などに2、3回取り組み、テキストの例題レベルのような典型的な問題においては、見た瞬間に解法が思い浮かぶくらいにしておくとよいでしょう。
試験時間は2科目合わせて80分なので、時間配分をより意識して取り組む必要があります。時間対策として、取り組みやすい問題から解答できるように、取り組む順番や時間配分を普段のテストから意識して取り組むことも大切です。また、他の科目との兼ね合いでどのぐらいの時間を算数に使うのかも考えておきましょう。