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日能研/帰国子女入試問題分析

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2015年度 帰国子女入試問題分析
市川中学校


年度 時間 分野/形式 出題内容
2015年度 50分 一行題 割合と比、数の性質、場合の数
独立問題 規則性
大設問 平面図形、速さ、立体図形
入試問題が求めている力

12月のテストの試験時間は50分で、設問数は15問前後の100点満点です。問題の難易度は、後ろの方に進むほど難しくなっていく構成です。
シカク1は計算2問、シカク2は一行題5問程度、シカク3以降は独立問題・大型問題という構成は一般入試と変わりありません。今年の入試では、シカク4(2)はかなり難易度が高い問題でした。
計算はやや複雑なものもあるので、正確な処理力が求められています。一行題は、中学入試全般での典型問題からの出題が多いです。大型問題は様々な分野から出題されています。学校がバランスよく学ぶことを求めているのでしょう。
すべての問題において、解答欄には答えのみを書く形式になっています。日頃から、「正確に取り組むことを徹底していく」ことが合格につながります。
また、1月にも試験はありますが、これは一般入試と同じ出題ですから、難易度はかなり高いものになります。

入試に向けて準備しておくこと

計算問題でのミスをさけるために、整数・小数・分数の混ざった四則混合計算や逆算の練習に日ごろから取り組み、確実に得点できるように意識しておきましょう。やや長めの計算問題まで「正確に速く」を意識して練習を続けましょう。
一行題や大型問題については、各分野の基礎事項をまんべんなく理解しておくことが大切です。テキストの例題レベルの典型的な問題においては、見た瞬間に解法が思い浮かぶくらいにしておくとよいでしょう。計算と一行題を確実に得点できることが合格には必要です。また、自分にとって取り組みやすい問題から解答できるように、取り組む順番や時間配分を普段のテストから意識して取り組むことも大切です。
特に比を活用して考えることに熟達しておくと、しばしば出題されている速さや平面図形に有効です。また、平面図形では補助線の引き方、速さでは進行グラフのかき方なども入念に準備をしておきましょう。
1月の入試や2月の一般入試なども利用して、一段上の準備をすることも合格のために有効な方法であるといえるでしょう。

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