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日能研/帰国子女入試問題分析

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2015年度 帰国子女入試問題分析
市川中学校

英語【第一回入試 帰国生 II型 英語A・B】(40分・100点)

年度 時間 分野/形式 出題内容
2015年度 40分 A読解 文挿入・適語補充・整序英作・内容説明・文意
A読解 内容把握
Bエッセイ 80語から100語
入試問題概観

例年通り、英語Aは長文読解2題、英語Bはエッセイ2題で構成されています。
長文読解は日本の入試問題でよく見られる総合問題形式が1題と、内容把握が1題です。いずれも日本語での問いかけになっています。取り上げられている長文の難易度は《英検2級・セファールB1レベル》で、ボリュームを押さえたものになっています。ただし、「英語を英語で理解する」という帰国生の英語運用力からすると、「日本語で要旨を説明する」というような問題は難しく感じられるかもしれません。英語の理解や英語表現力に加えて、日本語表現力を要求されているからです。過去問を用いてこれらの問題形式に慣れることと作文の力をつけることが必要です。
エッセイは、それぞれ80語から100語でまとめなければなりません。テーマに沿って、帰国生としての海外経験などを具体的に述べながら自分の意見を制限時間内にまとめる練習が必要です。書き言葉としての語彙・表現を本や新聞から学び、題材を決めて自分の意見を書くことに慣れましょう。

分析
I 読解

<約650語 “Tourists in a Fragile Land”から抜粋>

  1. 文の適所補充
  2. 英文言い換え
  3. 語彙
  4. 整序英作(助動詞・熟語・関係代名詞を含む)
  5. 文法(形容詞句)
  6. 日本語表現(内容説明)
  7. 語彙・内容把握
  8. 語彙記述補充(内容把握)
II 読解

<約990語 Victim Offender Reconciliation Program に関する論説文>
6問 内容把握
仮定法過去完了、時制、文型等の文法知識が曖昧であると、話の展開や流れを正確に読み取ることが難しいでしょう。また、設問の中にはこれらの文法項目が正確に理解できているかを試すような問題が含まれています。文法の理解・文法知識は、正確に文章を読み取ることや設問に答える際に必要な基本的な要素となります。またこの種の文章を読解するには、当然ながら単語知識も必要となります。日ごろから本や英字新聞記事を読むことで社会・環境問題などよく入試で扱われるトピックに関する単語や表現に慣れることも入試対策のひとつです。

英語B

<エッセイ>2問
I.これまでに参加したことのあるボランティア活動について、またはこれから参加したいと考えているボランティア活動について80語から100語で書きなさい。

II.日本とあなたが知っているもう一つ別の国との違いについて、80語から100語で書きなさい。

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