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2015年度 帰国子女入試問題分析 |
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- 国語
- 算数
年度 | 時間 | 分野/形式 | 出題内容 |
---|---|---|---|
2015年度 | 45分 | 漢字 | 読み書き |
語句・文法 | 助詞 | ||
読解 | 詩 | ||
読解 | 物語文 | ||
読解 | 説明的文章 |
入試問題が求めている力
平成27年度入試では、大設問5題(漢字の読み書き、語句、詩、物語文、説明的文章)および作文が出されました。難易度や出題形式は、ここ数年大きく変わっていません。
漢字・語句
漢字の書きが5問、読みは3問出題されています。難易度は、一般生向けの中学入試問題と同じ程度です。語句については、近年は助詞、慣用句、熟語作りが出題されています。
文章読解
文章題については、大設問が3題出されます。平成27年度は、詩、物語文、説明的文章でしたが、随筆文が出された年度もあります。
設問は、抜き出し問題もありますが、ほとんどが選択問題です。設問の要求と本文の内容をふまえ、選択肢をていねいに吟味して正解選択肢をしぼりこむことが求められます。
なお、記述問題はありません。
作文
例年、短めの文章(600字前後)を読み、提示されたテーマにそって作文を書くことが求められます。指定字数(600字程度)や文章構成も考慮しながら、相手に分かりやすいように述べなければなりません。
なお、平成27年度のテーマは「『苦しみ』によってあたりまえであったもののすばらしさに気付いた自分の思い出」でした。
入試に向けて準備しておくこと
漢字・語句
日頃から漢字・語句の学習を意識していれば、十分に対応できます。
漢字については、毎日少しずつ練習しましょう。トメ・ハネ・ハライまで意識しながら、一字一字丁寧に書くことが大切です。
語句については、慣用句・ことわざの意味や用法が分からない場合には、きちんと辞書を引いて調べるようにしましょう。
文章読解
文章の種類に応じた読解方法をふまえて、物語文であれば登場人物の心情変化とその原因(出来事)・主題などを、説明的文章であれば対比・具体例・要旨などを、詩であれば表現技法や作者の感動などを、随筆文であれば体験・事実と意見・感想などをしっかりとらえましょう。本文に線を引くなどの作業をしながら読解を進めることが大切です。
選択問題を解く際には、誤答選択肢の間違っている部分に線を引くなどして、ていねいに取り組みましょう。
なお、詩は演習量が不足しがちな分野ですから、他の学校の類題も解いてみるとよいでしょう。
作文
書き始める前に、「どのような内容を書くのか」「どこまで具体的に書くのか」「どのような構成で書くのか」といったことをよく考えることが大切です。
書き終えたら、誤字脱字がないか確認しましょう。