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2015年度 帰国子女入試問題分析
学習院女子中等科

算数(40分・100点)

年度 時間 分野/形式 出題内容
2015年度 40分 計算 計算
一行題 割合と比
大設問 速さ,平面図形,数の性質
入試問題が求めている力

例年B4サイズ2枚で、大設問は5題程度、小設問は10題程度の出題です。平成27年度入試も大設問5題、小設問10題の出題でした。問題と解答用紙が一体となっており、計算問題も含めてすべての問題に対して考え方・式を書く形式なので、普段から式や考え方をノートに丁寧に書く習慣をつけるようにしましょう。また、解答欄には単位がついていないため、必要に応じて書き入れなくてはならないので注意しましょう。
毎年シカク1で計算問題が2題出題されます。基本的な計算力はもちろんのこと、分配法則や割合と比の考え方を利用する問題も出題されるため、工夫して解く問題にも慣れておく必要があります。シカク2以降は割合と比、速さ、数の性質、図形の分野からよく出題されています。シカク2は各単元の典型的な問題からの出題なので、基本演習を積み確実に得点したいところです。また、作図を必要とする問題が出題されることもあります。問題文の条件を図に表したり、表やグラフに整理したりするなど、手を動かして解く習慣を身につけておくとともに、時間配分に気をつけて素早く取り組む必要があります。

入試に向けて準備しておくこと

シカク1の計算問題に向けて日頃から計算練習は怠らず、速く正確な計算力を身につけていきましょう。式全体をよく見て、分配法則などの工夫ができないかを意識して問題に取り組むようにしましょう。また、同じ値の入る複数の□が出てくる計算問題も出題されます。分数の分母と分子の比の関係を抑え、同タイプの問題に対応できるようにしておきましょう。計算問題に限らず全体的に計算力が必要な問題になっていますので、普段からの計算練習が大切です。
シカク2では特に割合と比、速さ、文章題からの出題が多いので、一行題タイプの問題には確実に対応できるようにしておきましょう。
シカク3以降の大設問でも基本的な問題が出題されることがあります。問題は比較的難度順に並んではいますが、すべての問題に目を通し、解ける問題から解くという姿勢を身につけておきましょう。また頻出分野の平面図形、立体図形では長さや面積を求める問題だけでなく、面積比、図形の移動、回転体の各求積、展開図や見取り図といった問題を練習しておきましょう。
普段から問題を解くときに、考え方や式、表などをノートに丁寧に書くように心がけて取り組みましょう。

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