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2015年度 帰国子女入試問題分析
海城中学校

算数(60分・120点)

年度 時間 分野/形式 出題内容
2015年度 60分 一行題 計算、規則性、割合、平面図形
大設問 数の性質、割合、速さ、立体図形、論理推理
入試問題が求めている力

大設問5題、小設問20問前後の出題となっています。大設問シカク1では、小数・分数の四則混合計算や規則性、割合(食塩水と濃さ)、平面図形(角度)などの基本的な問題が出題されています。シカク2以降の大設問では割合、速さ、数の性質、立体図形などの分野から出題されています。いずれも条件が複雑で、調査力・思考力が問われる問題となっています。解答形式はほとんどが答えのみですが、数の性質の分野で理由を説明する問題が必ず1問出題されています。計算技能だけでなく、なぜそのような計算の式になるのかを理解している必要があるだけでなく、その考えを相手に伝える力も求められています。

入試に向けて準備しておくこと

平面図形の問題では、角度を求める問題や角度を利用して面積などを求める問題が毎年出題されています。図の中に角度を書き込んだり等しい辺にしるしをつけるなどの作業をしながら問題に取り組みましょう。
速さの問題では進行グラフをかきながら考える問題が出題されます。問題文を読み、条件にあうように進行グラフに整理しながら解くことを普段から心がけましょう。また、速さ・時間・道のりを実際に求めて解くだけでなく、比を利用して解くことも意識しましょう。
立体図形の問題では、水そうとグラフの問題や立体の切断の問題が出題されます。問題用紙の図にかきこみながら問題に取り組んだり、問題文に書かれている情報を問題用紙のグラフや図に書き込んだりと、作業が必要となってきます。また、グラフの読み方だけでなく、グラフを作成する問題も出題されるので書き方をしっかりと身に付けておきましょう。
シカク2以降の大設問では、前の設問が次の設問の解き方のヒントになっていることも多いので、流れに沿って問題に取り組んでいきましょう。普段から粘り強く考える学習が大切です。

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