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2015年度 帰国子女入試問題分析 |
年度 | 時間 | 分野/形式 | 出題内容 |
---|---|---|---|
2015年度 | 筆記40分 | Q1 作文 | 自由記述 |
Q2 作文 | 自由記述 |
入試問題概観
海城中学では2014年度の帰国生入試から、入試科目に英語が導入されました。「日本語よりも英語で記述する方が取り組みやすい受験生たちに対して、言葉の壁を越えて自分の力をアピールできる機会を設けようと設置した」とのことです。
問題を見てみると、そのねらいどおりに出題形式はエッセイ2題となっています。40分という制限の中で問題・トピックの趣旨をすばやく読み取り、どれを選ぶのかを示し、自分の意見を論理的に組み立て説明・表現する力が求められています。自分が述べたいことがらのアウトライン・ポイントをしっかり押さえ、そのうえで文章を構築するという訓練が対策として必要でしょう。その訓練の中で、単語のスペリング間違いや文法の正確さを同時に確認することが大切です。
問題文の内容を理解し作文していくには、英検2級以上の英語力が必要です。
分析
Q1 自由記述の作文問題
問題:「学園祭の催し物で、映画をつくり、上映する・劇を上演するという2つの案があがっています。良いと思う案を選び、それを支持する文章を書きなさい。」
語数の制限はありません。解答欄はA4の用紙14行ほどですが、書ききれない場合は裏を使うようにとの指示が解答用紙にあります。
Q2 自由記述の作文問題
ネット時代の家庭教育についての著書や公演で知られているJanell Burley Hofmannが2012年のクリスマスに、13歳の息子グレゴリーにiPhoneをプレゼントします。その際に母Janellは息子と使い方に関するルールについての契約を交わします。これはアメリカのABCニュースでも取り上げられ、世界中で大きな反響を呼びました。Q2はルールを記載したその手紙文の抜粋を素材としています。
問題:「このルールの中からあなたの年代の少年にとって最も重要だと思われるものを1つまたは2つ選び、なぜ重要なのかその理由を書きなさい。」
語数の制限はありません。解答欄はA4の用紙14行ほどですが、書ききれない場合は裏を使うようにとの指示が解答用紙にあります。