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2015年度 帰国子女入試問題分析 |
年度 | 時間 | 分野/形式 | 出題内容 |
---|---|---|---|
2015年度 | 40分 | 漢字 | 読み |
漢字 | 書き | ||
語句・文法 | 品詞の識別 | ||
語句・文法 | 慣用表現 | ||
読解 | 随筆文 |
入試問題が求めている力
平成27年度は、大設問が5題(漢字の読み、漢字の書き、品詞の識別、慣用表現、随筆の読解)出されました。年度によって文章や語句のジャンルは違いますが、大設問の構成は変わっていません。
(1)漢字・語句
漢字は小学校で習う範囲以外のものが問われる場合があり、総じて難問といえます。文法問題では主に品詞の識別が出題され、訓練を積まないと判別しにくいものも含まれています。慣用句・ことわざでは、小学生にはなじみのうすいものも出題されるため、かなり高度な語彙力が求められているといえます。ただし、すべてが難問というわけではなく、訓練を積めば確実に得点できる問題も含まれています。
(2)文章読解
文章の種類としては随筆が多く出題されていることから、筆者(大人)の視点に立って文章を読む力が必要となります。文章量は比較的少なく(平成27年度は約1500字)、答えの根拠となる文や語句が探しやすいといえます。設問内容は傍線部の理由説明や具体化、言葉の意味などさまざまで、設問形式も選択、抜き出し、記述とまんべんなく出題されています。いずれも本文の内容・文脈・設問の要求をきちんとふまえれば解ける問題であり、決して難問とはいえません。
入試に向けて準備しておくこと
(1)漢字・語句
難問に目が向きがちですが、難問ばかりが出題されるわけではないので、日頃から漢字練習や慣用句・ことわざの学習を心がけるとよいでしょう。また、大人の使う言葉に慣れ、語彙力を向上させる必要があります。分からない言葉が出てきたら辞書をこまめに引くようにしましょう。
(2)文章読解
本校で多く出題されている随筆は、小学生にはなじみがうすいジャンルであるといえます。入試までにできるだけ多くの随筆にふれ、筆者の立場や状況を文章全体から読み取る練習をしておくとよいでしょう。また他のジャンルにおいても、要旨や主題を確認しながら客観的に文章を読むように心がけましょう。