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2015年度 帰国子女入試問題分析 |
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年度 | 時間 | 分野/形式 | 出題内容 |
---|---|---|---|
2015年度 | 30分 | 計算 | 計算、逆算 |
一行題 | 割合と比、植木算、つるかめ算 、平面図形、場合の数 |
||
大設問 | 平面図形、平均、立体図形 |
入試問題が求めている力
試験時間は30分で、設問数は20問前後です。問題の難易度は高くありませんが、30分という時間は他校と比べて短いといえるので、時間がやや少ないと感じる受験生が多いのではないかと思われます。
は計算6~7問、
は一行題5問程度、
以降は大型問題という構成は一般入試と変わりありませんが、全体的に難易度はそれ程高くありません。問題の内容は、算数の中学入試全般での典型問題からの出題です。計算や一行題では、速くて正確な計算力と、手際よく問題処理をしていく基礎学力が求められています。また、大型問題はやや図形にウエイトが置かれているようです。
すべての問題において、解答欄の他にかなり広く計算用のスペースが取られています。正解までたどり着いていなくても、受験生がどのような考えでどこまで取り組んだのかを評価の対象としていることも考えられます。自分がどのように取り組んだのかをわかりやすく表現することができれば、大きな力となるでしょう。
入試に向けて準備しておくこと
計算問題でのミスをさけるために、整数・小数・分数の混ざった四則混合計算や逆算の練習に日ごろから取り組み、確実に得点できるように意識しておきましょう。ただ、あまり難解な問題に手を出す必要はなく、1つの式の中に計算記号が4個程度あるものを中心に、正確に速くを意識して練習を続けましょう。
一行題や大型問題については、各分野の基礎事項をまんべんなく理解しておくことが大切です。テキストの例題レベルの典型的な問題においては、見た瞬間に解法が思い浮かぶくらいにしておくとよいでしょう。例題を学ぶときは、ノートに式や考え方を必ず残すようにして、自分が取り組んだ過程を、他の人が見てもある程度理解できるくらいになることを目指しましょう。また、作図を要するものもあるので、作図を心掛けた学習も必要です。まずは、図形を学ぶときに、条件を図にかき入れながら解き進めることを意識しましょう。
時間対策として、取り組みやすい問題から解答できるように、取り組む順番や時間配分を普段のテストから意識して取り組むことも大切です。