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2015年度 帰国子女入試問題分析 |
年度 | 時間 | 分野/形式 | 出題内容 |
---|---|---|---|
2015年度 | 30分 | 語句 | 漢字の書き取り・敬語・短文作り ・言葉の意味・品詞の識別 |
読解 | 説明文 |
入試問題が求めている力
漢字の書き取りが一題(十問)と読解問題が一題というのが、平成27年度入試の大設問構成でした。ただし、読解問題の中に、文章中の言葉に関連した語句問題が多く出題されています。
漢字の書き取り問題では、比較的よく使われる漢字が中心に出題されています。また、読解問題の中で出題される語句問題では、基本的と言える知識を答えるものに加え、基本的な知識をもとに、自分で短文を作るといったものが出題されています。基本的な語彙力と、知識を適切に使う力が必要となります。
読解問題では、出題されている文章に合った読み方ができていれば、十分に読み取ることができる、短めの文章(総字数が1000字程度)が出題されています。出題されている文章に合った読み方で、ていねいに読む力が求められていると言えるでしょう。なお、設問の解答形式は、選択式と記述式が中心です。そのほとんどは、手がかりが空欄や傍線部の近くにあるものです。空欄や傍線部の前後の文脈を的確におさえる力が必須になります。
入試に向けて準備しておくこと
漢字の書き取り問題にしても、それ以外の語句問題にしても、自分が日頃使っているテキストや問題集に出てくる漢字や語句の基本的な知識(意味や使い方など)を地道に身に付けていくとよいでしょう。また、文章を読んだり話を聞いたりしているときに、自分がわからなかった言葉について、辞書などを使って調べることも大切です。
読解問題に関しては、それぞれの文章に合った読み方というものを理解し、それを使って文章を読むということを、日頃から心がけましょう。文章を読んでいるときに、大事なところ(例えば、説明的文章だと、キーワードなど)に線を引くなどすると、文章の読み方が身に付くうえに、設問の手がかりも見つかりやすくなります。また設問に取り組んでいるときには、設問の条件を見落とすことがないように、条件に印を入れるなどの工夫をするとよいでしょう。