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2015年度 帰国子女入試問題分析 |
年度 | 時間 | 分野/形式 | 出題内容 |
---|---|---|---|
2015年度 | 50分 | 読解 | 論説文 |
漢字 | 書き | ||
読解 | 物語文 | ||
語句・文法 | 慣用句 |
入試問題が求めている力
平成27年度入試では、大設問が2題(論説文の読解、物語文の読解)出題されました。難易度、出題形式、出題内容など、ここ数年大きな変更はありません。
漢字・語句
漢字は書きの問題が文章中から5問出題されています。日常で使われる言葉がほとんどで、日々の漢字練習を積み重ねておけば得点できます。また、慣用句の意味を選択させる問題の出題がここ数年続いています。
文章読解
論説文は大人の視点で書かれているものが多く出題されています。そのために小学生にとってはなじみが薄く、比較的難しい内容であるといえます。物語文は受験生とほぼ同年代の主人公が登場する作品を扱うことが多いため、論説文に比べ読みやすいものといえます。設問の形式は、選択、抜き出し、記述とさまざまです。記述問題では設問条件にそって書くべき内容を検討していく力が求められます。また、選択問題では文章の内容と一致するものを選ばせる問題が出題されています。要旨・主題をおさえながら選択肢を吟味する力が求められます。
入試に向けて準備しておくこと
漢字・語句
本校の漢字の書き取りは文章中の言葉から出題されます。出題される漢字は受験生にとって日頃よく目にするものです。対策としては日頃から漢字で書けるものに関しては、なるべく漢字で書く癖を身につけておくとよいでしょう。慣用句に関しても丸暗記だけに頼らずに、どのような場合に使うものなのかを考えながら覚えるとよいでしょう。
文章読解
記述問題は設問条件に線を引くなど、条件の読み落としをしないように心掛けましょう。また、特に論説文は比較的難しいものが出題されていることから、大人向けの文章にふれて慣れておくとよいでしょう。文章を読んでいるときに分からない表現や語句があったら、こまめに辞書を引くことをお勧めします。