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帰国子女Q&A

中学入試で受けられる「帰国子女入試」とは、どういうものでしょうか?
「帰国子女」のご家庭が、お子さんの中学受験を検討してみたときに、理科・社会の遅れなどを考えると、一般枠入試ではハンデになるのではないかという不安が出てきます。
そういう方のための制度が、帰国枠、つまり帰国子女を対象とした入試です。
帰国枠での入試制度を設けている学校はたくさんありますが、その形式や内容はさまざまです。出願資格、入試形態、入学後の対応なども、それぞれの学校の考え方に基づき、千差万別です。これらについて、詳しくはこの「NGS〈日能研グローバルサービス〉サイト」に掲載している「帰国子女入試要項一覧」をご覧ください。
簡単に説明すると、まず入試日程としては、帰国枠の入試は、一般入試より早い時期に実施されることが多いようです。その一方で、一般入試と同一日程、同一内容で実施し、帰国子女のみ面接などを行った上で、優遇措置(各校の規定の加点など)を取るケースも多く見られます。
首都圏の場合、一般入試に先立って行われる帰国枠の試験は、早いところで11月、多くの場合、12月から1月にかけての実施となっています。
そうした入試が行われるなかで、帰国枠と一般枠の両方の試験を受けることは可能ですし、また、帰国枠についても、日程的に可能ならば、何校受けてもよいわけですから、利用できるチャンスは大いに活用するとよいでしょう。
入試形態
基本的に1~3科の筆記試験、作文、面接の組み合わせで行われます。
一般入試と同時に行われる場合は、4科必須や2科/4科の選択となるケースが多くなります。
また、教科の試験がない学校もあり、代表的な例では、横浜英和女学院、多摩大目黒などがあります。

出願資格
各校が定める出願資格はバラバラなので注意が必要です。
在留期間は、1年以上、2年以上、3年以上と定めている学校がほとんど。継続か通算かについても学校により異なります。
帰国からの年数については、浦和ルーテル学院の「3ヶ月以内」から、自修館の「5年以内」までさまざま。渋谷教育学園幕張などは「海外在留経験のある者」として、期間も帰国後年数も問わない学校もあります。
なお、在留期間の算出にあたり、少しの不足は考慮してもらえる場合もあるので、直接学校に問い合わせてみるとよいでしょう。

入試日程
帰国枠の試験を一般入試の前に実施するケースと、一般入試と同一日程同一内容で実施し、帰国子女のみ面接などを行って優遇措置(各校規定の加点)を取るケースがあります。
別日程での試験は、首都圏では11月から1月にかけて多く実施され、一般入試と両方を受けることも可能です。
また、帰国枠も、日程的に可能なら何校受けてもかまいません。

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