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【全体について】
今回の文章題は、随筆と論説文の二題構成です。随筆では、昔話について展開されている意見をとらえます。全体の文章構造をとらえる設問を中心に設定しました。論説文では、話題と結論、文脈を把握した上で、問題の流れに沿って答える設問を中心に設定しました。
語句は、品詞の用法、ことわざを問いました。自分が獲得した知識がどのくらい使えているのかを確認しましょう。

【素材文について】
随筆は、昔話が当時の人々にとってどのような存在だったのかを述べる文章です。いくつかの昔話が具体例として挙げられています。それぞれの具体例がどのようなことを述べるために出された具体例なのかを読みとりましょう。
論説文は、江戸城と江戸の町について分析した文章です。江戸城と江戸の町がどのような目的でどのような構造になるようにつくられたのかということを中心に読みとっていきましょう。

【各設問について】
設問一  随筆の読解です。
問三は、具体例とその意図を読み分け、文章全体の構造を確認することができる問題です。ここでとらえたことをもとに、問七で文章全体の中心をとらえられたかどうかたしかめることができます。
設問二  論説文の読解です。
文章全体の構造をとらえられているかどうかを、問四でたしかめることができます。また、(3)のような大型記述は、複数の書くべき要素を事前に検討してから書くことができたかどうか、確認することができます。
設問三  品詞の用法を識別します。「れる(られる)」「そうだ」「の」「ない」の識別は入試でもよく問われます。知識があやふやなものはこの機会にたしかめておきましょう。
設問四  二つのことわざに共通するものの名を答えます。たとえば「虫」「鬼」などが、どのようなことの比喩として使われているのかということもふくめ、知識の定着をたしかめましょう。
設問五  漢字の書き取りです。文の意味を理解したうえで漢字が書けるかどうかが試されています。とめる、はねるといった、書き方も大事にして、ていねいに書くように心がけてください。





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