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学習プロフィシエンシーシステム子どもが学習項目に出あうときに、何をするのか、どう考えるのか。そのアタマの使い方を〈思考技法〉と名付けました。それはいつでもどこでも取り出して、何にでも誰とでも使えるチカラ。他の分野でも他の教科でも、ずっと使い続けていけるワザ。進学後も、大人になっても、学んでいく上で、生きていく上で、一生使い続けられる〈持続可能学力〉です。子どもたちが〈思考技法〉と出あい、使うための〈学習プロフィシエンシーシステム〉。「素材(教科の知識や技術)」と、〈思考技法〉を切り分け、学んでいきます。学びの中で〈思考技法〉と親しみ、広げた子どもたちは、新しく出あった未知の「素材」でも、自分が持っている〈思考技法〉と結びつけ、深められるのです。知識と出あいながら思考技法に熟達する系統学習(ステージⅡ・Ⅲ・Ⅳ)