コラム・読み物

コラム・読み物トップへ

親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

関連キーワードへ

この記事の関連キーワード
健康・メンタル管理
日能研の学習・受験相談
日特、オプション講座を受講して
志望校・併願校の選び方
「困った時」「つらい時」は日能研に行く!
家族の支え・フォロー

子の成長と親の役割

  • 年度:2026
  • 性別:男子
  • 執筆者:
我が家の受験は親主導でした。息子は幼く、臆病で、のんびり屋。3年生の時点では中学受験も私立中学もほとんど知りませんでした。勉強面でも小学校のカラーテストであと1歩のところで100点が取れず、日能研も最初に受けた全国テストでは入塾できませんでした。
そんな息子がそのまま中学生になるのが心配で中学受験をさせることにしましたが、なかなか受験や勉強は自分事になりませんでした。いろいろな学校を見に行っても、息子に「ここに通いたい!」と熱望する学校はできず、志望校も親が決めました。日能研には楽しく通っていましたが、家庭学習をさぼりがちで演習量は少なかったと思います。
親が全て管理し、計画を立て、息子に指示して勉強させていたら成績はもっと上がったでしょう。ただ、それをやってしまうと中学入学後に自発的に勉強できなくなるのではという不安がありました。また、共働きで下の子もいる中で、息子の勉強に割ける時間は限られています。息子には保護者会で聞いた話を元に、「計算と漢字」は毎日やる、「栄冠への道」はこの順番でやる、テストは受けっぱなしにせず振り返りをする、といった基本的な流れを伝えるだけで、いわゆる自走をしてもらいました。その結果、「計算と漢字」はほぼ手つかず、「栄冠への道」も「学び直し1」くらいしかやらない、テストは受けっぱなしが通常でした。もう少しフォローをしてあげれば良かったという思いはありますが、そこまでしていたら親も子も途中で挫折していたかもしれません。

我が家での親の主な役割は、学校選びと、睡眠時間の確保です。

学校選びは、息子に希望や条件がほぼなく、前述の通り実際見学に行っても熱望する学校ができなかったため、親が全て決めました。
私も夫も附属校ではなく進学校を希望。学習面でのフォローが手厚く、大学進学にあたり塾不要を謳う学校を選びました。3~4校が第一志望候補となりましたが、校風や特徴は違ってもどの学校も良く、後期日特の希望を出すまで決めきれませんでした。
その中で攻玉社中学校を第一志望にしたのは、入試問題との相性と、上位校日特が開講されていたからです。息子は記述が苦手ですが、攻玉社は国語の記述が少なく、算数も第1回第2回の入試では途中式の記述なし。しかも日能研で学校名を冠した日特があるとなれば、入試対策がしやすいと考えました。

睡眠時間ですが、息子は寝ないと体も頭も動かないタイプです。普段は21時30分消灯7時起床で9時間以上寝ていますが、6年生では日能研がある平日は帰宅が21時を過ぎます。入浴、夕食を済ませるだけで22時を過ぎてしまいます(息子の希望で日能研にはおにぎりだけを持参し、帰宅後に夕食を摂っていました)。息子はのんびり屋なので入浴にも食事にも時間がかかりますが、日能研のある日は急かして最悪でも22時30分までに消灯するようにしていました。
夜早い分、朝は6時か6時30分に起きて朝勉をする・・・・・・予定でしたが、予定通りに行ったことはほぼありません。結局7時過ぎに起きてバタバタと支度、朝食で学校へ行く毎日。勉強時間はとても短かったです。ただ睡眠だけはしっかり取れていました。

そんな息子も6年生の12月に突如スイッチが入り、母が仕事から帰宅すると勉強している姿が多く見られるようになりました。朝は相変わらず起きられませんでしたが、直前期の早朝に行われたZOOMup講座のおかげで、12月半ばから1月半ばまでしっかり朝勉をすることができました。(ZOOMup講座が終わったらまた起きなくなりましたが・・・・・・)
そして、攻玉社日特で学校や入試の話を聞いたおかげか、学校に対する思い入れも少し出てきたようでした。攻玉社に合格したい、という言葉も出てくるようになりました。

1月は埼玉2校、千葉1校を受験しなんと全校合格。幸先の良いスタートでした。
小学校が大好きな息子は1月も毎日学校に通いました。インフルエンザが流行する中、1月末に夫が生牡蠣を食べてノロウイルスに感染するという事件も発生しましたが、何とか病気にかからず2月を迎えました。

2月1日、攻玉社第1回入試。午後入試の他校からバスで帰宅途中、合格発表の時間となったのでスマホで確認しました。揺れる車内でうまくパスワードが入力できず、2、3回やり直し、あれまたミスった?と思ってよく見たら、不合格。
今まで合格の画面しか見ていなかったためか、見慣れない寒色だけの画面に戸惑いました。
息子はバスの中ということもあり、少し残念そうな悔しそうな顔をしただけでした。発表後すぐに翌日の入試に向けてのZOOM講座があったので、そちらに参加し、気持ちを立て直したようでした。

2月2日、攻玉社第2回入試。付き添う親もこれまでとは気持ちが違いました。攻玉社は息子の適正校ですが、それはあくまで第1回の場合。第2回は問題の難度も偏差値も上がってしまうので、厳しい戦いです。今日もダメなら5日の特別選抜も受験予定ですが、理社で稼ぐタイプの息子にとって、5日はさらに厳しくなります。
祈るような気持ちで試験が終わるのを待ち(実際目黒不動まで行ってお祈りもしました)、午後入試は2科目受験の学校へ。今日がダメだった場合を考えて帰宅前に日能研に立ち寄り、親は担任の先生と今後の作戦の確認、息子は算数の先生に明日受験予定の学校の対策をしていただきました。

帰宅するとすぐに合格発表の時間。昨日のように何度もやり直しにならないよう気を付けてパスワードを入力すると・・・・・・

合格!!

息子は文字通り跳び上がって喜んでいました。親も本当に嬉しかったです。
おそらく、第1回第2回を同時出願・受験したことで熱望組となり、加点が効いて合格となったのでしょう。なお、2日午後の2科目受験校以外は全て合格という結果で終わりました。やはり息子に2科目は厳しかったようです。5日の特別選抜での戦いにならなかったことは幸運でした。

中学受験は息子にとって、初めての「一生懸命頑張る」経験でした。この経験を通して息子はかなり成長しました。学校だけでなく、日能研で学ぶことで視野が広がりました。臆病な息子は習い事もしていませんでしたが、スポーツを頑張る子と同じように、息子は勉強を頑張ったのだと思います。
そして親にとっては、我が子にどんな道を示すのが良いのかをたくさん考える時期でした。中学受験をしていなかったら、この時期に考えることはあまりなかったでしょう。子の行く道を考えることは今後も続きますし、方向が変わることもあると思いますが、今後も恐れずに考えていけるような気がしています。

最後になりましたが、息子を成長させてくれた日能研の先生方、本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
  • 前のドラマ

PageTop