我が家の受験体験を基にこれから受験をする方にお伝えしたい学校選びと手続きにまつわること、及び、我が家の合格までの若干のストーリーを記しますので、ご参考になれば幸いです。
【学校選び】
・その学校の様子を知るには、学校説明会と文化祭に行くとよいと思いました。特に、生徒の様子や校風を知るには文化祭に行くとよいと思います。
・学校説明会は、学校の教育方針を知るのによいです。また一通りの説明はされるので学校の情報収集として価値が高いです。
・受験する学校がある程度絞れてきたら、入試説明会には是非参加した方が良いと思いました。説明会では、出題の傾向や範囲を詳細に教えてくれる学校も多く、かなり役立ちます。受験する場合はとにかく参加したほうが良いです。
・特に気になる学校については、4年生や5年生など早い段階で入試説明会に行くことをお勧めします。学校によっては、前年度に関する、市販の過去問問題集にはない過去問(例えば複数回入試の3回目の問題など)を配布してくれたり、合格最低点や正解率などの入試データを教えてくれたりします。ということは4年生から6年生のすべてに参加すれば、3年分の詳細なデータが手に入ることになります。
・文化祭は9月に集中しますので、気になる学校を回れるように、2年~3年計画で訪問計画を立てることを考えてもよいと思います。
・学校は、教育方針、校風、場所・通学距離、難易度、大学付属校かどうか、男子校/女子校か共学か、それらの優先順位はどうか、などさまざまな観点から選ぶ必要があります。中でも、難易度は学校選びに大きく影響するところですが、本人の学力の状況次第で大幅に選択肢が変わってしまいます。まずは、難易度に依存しないところからある程度絞り、難易度については幅広く見たほうがよいと実感しました。子供の学力は想定外に上がったり下がったりします。受験直前に受験校を変更することも十分ありえますので、できるだけ幅広く学校を調べておいた方がよいです。
・何と言っても、本人が行きたいと思える学校を見つけられるか、が重要と思います。
・併願校としては、万が一の場合は行っても良い、と思う学校を選んだつもりですが、ある程度割り切りも必要だったので、なかなか難しい選択でした。いざ合格をいただけると、どの学校に対しても、お世話になってもよい、と心から思えるようになりました。
・学校によっては、学校指定の模擬試験の成績によって受験時に多少有利になるような扱いをする学校もありました。事前に塾などで、そのような学校かどうかを聞いておくと良いと思います。
【受験手続き管理】
・12月になると受験校がほぼ決まってくると思いますが、同時に、各学校の入試要項も明らかになってきます。我が家では、受験手続きに関する1日単位のスケジュール表を作りました。出願締切日時・受験料、合否通知日時、入学金払込締切日時などを一覧表にしたものです。これにより抜けのない手続きができるように管理しました。
・一覧表には、受験校によって異なる当日の持ち物も記載しました。
・受験パターンの表も作りました。1日はA校とB校を受験、2日はA校に合格の場合はC校、不合格の場合はD校、などといったものです。これも作業が錯綜する当日に慌てないためのものです。注意点としては、例えば特待試験で一般合格だった場合、など、あり得るケースをすべて想定すべき、ということです。(実際に発生しました。)
【息子の様子】
・5年生ではある程度成績が安定していたものの、6年生になり若干下降ぎみになりました。しかも勝負の夏休みに宿題をあまり真面目にやらず、夏休み後の模試で10近く偏差値が落ちてしまい、かなり焦りました。6年生になってから自宅学習に関して理由をつけてはあまりやらないことが続いていましたが、これで本人も焦ったようで少し取り組みに真剣さがでてきました。苦手な科目、苦手な分野にはなかなか手をつけないことが続きましたが、塾の先生への質問や、仲の良い友達がよく利用していた自習室を利用することを覚え、塾のない日も自習室に通うようになって集中して勉強する習慣がついてきて、力がついてきたことを実感するケースが増えてきました。また、最も苦手な科目については、親の指導に限界もあったので、ユリウスに通うこととしました。これがかなり良かったようで、苦手意識の払拭まではいかなかったものの、基礎力がついたようです。11月の模試では、最悪の時から10以上偏差値が伸び、光が見えてきました。
・この頃から過去問に取り組みましたが、学校の出題傾向により、得意な学校、苦手な学校が見えてきました。例えば、模試の成績では十分合格圏なのに、過去問を解くと合格点に達しない学校がある、逆に、成績よりやや難易度が上の学校なのに相性が良いのか合格点が取れる学校がある、ということが見えてきました。学校(試験問題)との相性は、模試の偏差値だけみているとわかりませんが、合否への影響度が高いと感じました。模試の偏差値が届かなかったとしても合格圏に届く、というような相性の良い学校を見つけられることもある、ということ知っておいてよいと思います。
・なんと言っても本人のやる気が一番重要と思います。息子の場合は、できる、という実感を持つことが何よりのやる気を引き出すことになったので、基本の問題を確実に解けるようにすることを心がけました。
・埼玉入試では、東京で毎日続く試験の予行演習をするつもりで午前午後の受験と連続日での受験日程を組みました。いわゆるチャレンジ校と安全校との組み合わせになりましたが、安全校に合格をいただけたので、少し安心して先へ進むことができました。
・千葉入試では、元々問題の相性が良さそうだがチャレンジ校になる学校を受験し、合格をいただけました。大喜びしましたが、逆に気が抜けてしまいそうになってしまいました。これにより大きな安心を得られたので、2月の本命の学校の試験は緊張しすぎずに迎えることができたと思います。
・2/1午前が本命のチャレンジ校、午後は安全校でした。本命校では手応えはあまりなかったようですが、午後の学校の最寄駅で昼食をとり、早めに受験会場に向かいました。本人が受験中に午前の試験の結果が判明、合格をいただけて涙が出ました。受験を終えた本人に合格を知らせたところ、涙を流して喜んでいました。本人はもちろん、親にとっても人生で最もうれしい瞬間の一つとなりました。本命校に合格をいただけたので、これで受験を終了とすることにしました。なお、午後の受験校からも特待待遇での合格をいただけたので、二重の喜びでした。
・塾からのアドバイスで、受験に向かうときに何かしらの文に目を通しておくと良いと伺いました。つまりその日最初に文章を読むのがいきなり試験問題、というよりは、試験前に国語の問題文でも本でも読んで目や頭をならしておくとよい、ということなのですが、実践してみたところ効果的なようでした。
・受験勉強中に、誤答した問題とその正解を書き出した小型のルーズリーフノートを作っていました。漢字や社会など暗記ものが対象です。模試前や塾に通う途中など細切れの時間に活用してきていて、試験直前にもそれを見返していたようなのですが、なんとその中から同じ問題が本番で2問も出たそうです。
・2/1の朝は、通っていた教室で、Zoomで先生と会話ができる機会を設けていただきました。本人は、起きた直後に接続して先生と会話したり、他の子と先生の会話を聞いたりしたのち、一旦切って受験に向かったものの、電車の中でも再度接続していました。これにはかなり励まされたようです。非常に有り難い対応でした。
- ※
- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。