私は3年生から日能研に4年間、6年生の夏期講習前からユリウスにも通いました。楽しい先生が多かったので、私も楽しく日能研に通うことができました。
ここでは家族で取り組んだことについて<コツコツ>と<ラストスパート>について書きたいと思います。
<コツコツ>
私は国語が得意科目だったのですが、5年生の日能研全国公開模試で、漢字のうっかりミスが多く、伸び悩んでいました。そこで、過去に模試で間違えた漢字や志望校の過去問から毎日10問(受験が迫った1月からは20問)の漢字テスト(うちではそれをママ漢と呼びます)に受験日まで取り組みました。母があまりに厳しく、つらい日もあったのですが、徐々にテストでのうっかりミスも減り、得点も上がってきました。そしてなんと本番でもママ漢で解いた漢字がたくさん出てきて、うれしくて、自信を持って問題を解くことができました。これまでコツコツと取り組んできたことはなかったのですが、2年間、取り組んできたママ漢はコツコツ毎日取り組んできたこととして、胸を張って自信を持って言えることです。
<ラストスパート>
過去問は9月から取り組み始めました。過去7年分、解けなかったり、間違えた問題はユリウスの先生に丁寧に教えてもらいました。第二志望校は12月までに合格点に達しましたが、第一志望はなかなか合格点に達しない状況が続きました。そして迎えた1月、残り一か月のタイミングでいよいよ父がエンジン全開となり、なかなか得点が取れなかった第一志望校の算数の目標得点を明確に定めて、過去3年分(×3回)の過去問題を解けた問題も含めて解き始めました。毎日約2時間、集中して徹底的に解き続けました。そして合格した試験では、過去問と同じ傾向の問題が出て、(たぶん)目標得点を超える点数を取ることができました。
<土俵際での粘りで勝ち取った合格>
1月は2校受けて、無事に合格。順調に準備を整えて迎えた2月の本番。2/1・2ともに午前は第二志望校、午後は第一志望校の受験。第二志望校で手ごたえをつかみ、はずみをつけて第一志望校に受験そして合格、と目論んでいましたが、受験はそんなに甘くなかったです。2/1午前の受験でまさかの試験の終了時間を間違えてしまい、いきなりの撃沈。午後もその気持ちを引きずってしまい、午後も不合格。
気持ちを切り替えて迎えた2/2。午前の第二志望校は前日の反省を生かして落ち着いて試験に臨み、それなりの手応えを感じて、午後の第一志望校に臨みました。第一志望校はこの日も問題が難しく、第二志望校は手ごたえを感じていたものの、まさかの不合格、、、さすがに心が折れそうになってしまい、大粒の涙があふれてきましたが、父と母、そして日能研の先生と話をして、心を落ち着けて、2/3のラストチャンスにかけて眠りにつきました。
ラストとなる3回目の試験日。いつも通りの気持ちで臨もうと思ったものの、やはり緊張しました。そしてテスト開始。まずは国語。早速、漢字の問題を見たところ、なんとママ漢で出てきた漢字が5問中3問も出てきて心の中で「やったー」と叫びました!まずまずの出来で迎えた苦手な算数。ラストスパートで何度も何度も解いてきた過去問と同じ傾向の問題が計算問題、一行問題、図形問題で出てきて心の中でガッツポーズ!これまでにない手ごたえを感じたまま2/4に向けて眠りについていた23時の合格発表。母の発狂が聞こえ、リビングに行くと母が大号泣していました!大興奮している母を見て、私は泣けませんでしたが、つかめないと思った第一志望校に最後の最後で受かることができました。
楽しく温かい日能研とユリウスの先生、そして家族に支えられて、最後まであきらめずに受験できたこと。感謝の気持ちでいっぱいです。
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。