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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最後まで諦めないで!

  • 年度:2026
  • 性別:男子
  • 執筆者:
第一志望校の発表の日、家族みんなで発表の画面を見つめながら、「結果を表示」をクリックすると、残念ながら「不合格」の表示でした。
息子は大変悔しがり、無言で涙を流していました。学科試験は良くできたと手応えを感じていた一方、得意の実技試験(工作)が、試験当日、息子自身満足のいく出来ではなかったそうです。家族みんなで涙を流しながら、結果を受け止めていると、突然息子が試験問題を開き、実技試験のやり直しを自らやり始めました。その姿に、「本当に行きたかったんだな・・・」と、親の私達も再び涙が流れました。

やり直しをしながら、「ここはこうした方が良かったな」「ここがダメだったから、不合格か・・・」と自分に言い聞かせるように丁寧に作業を進め、やっと満足のいく形に完成させました。不合格の理由を息子なりに、納得したかったのだと感じました。作業を終えるとスッキリした様子で、「じゃ、小学校行ってくるね!」と、登校していきました。

それから2日が経ち、気持ちもだんだん落ち着いてきて、先に合格をいただいていた別の学校への入学準備を進め、息子と2人で日能研へのお礼の品の買い物に出掛けていたときです。

夕方6時ごろでした。
第一志望の学校から、突然の電話。電車の中だったため、留守電に切り替わり「また電話します」とのことでした。「まさか!」とは思いましたが、気が動転した私は息子に「試験会場に忘れ物などしてないよね?」と問いかけ、息子も「なんで?してないよ?」と。
慌てて、自宅にいた夫にすぐ連絡をして、志望校に折り返し電話をするように伝えました。夫もとても信じられない様子でしたが、折り返しの電話をすると「繰り上げ合格です。入学の希望はございますか?」と…、すぐさま夫は、「ありがとうございます!入学します!」と返答すると、志望校の先生は、とても冷静に「まずは息子さんに意思確認をしてください。」とのことでした。前のめりに回答した夫は、そんな自分が恥ずかしかったと後日語っていました。
帰宅後、息子に全てを伝え、意思確認をし改めて志望校に入学の意思を伝えました。

学校説明の際に、繰り上げ合格の可能性があると伝えられていたら心の準備もあったのですが、第一志望校は、その説明がなかったため、全く知識として持ち合わせていませんでした。
そんな中での、まさかの電話連絡。ご存知の方も多いかもしれませんが、私のような保護者の方もいるかもしれませんので、ぜひ最後まで諦めず、繰り上げ合格の可能性もあることを、頭の片隅に覚えておいていただくと良いと思いました。
そして、息子が「不合格」発表後に見せた、試験に対する真摯な態度を、「受験の神様が見てたんだね」と、家族みんなでよく話しています。最後まで諦めず、子どもの力を信じて最後まで、伴走してあげてください。私たち家族の体験が、どなたかの役に立てば幸いです。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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