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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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一緒に勉強!工夫して勉強!最後は健康第一!我が家の中学受験。

  • 年度:2025
  • 性別:女子
  • 執筆者:
中学受験は親子共々良い経験になりました。受験勉強に向き合うために、あの手この手を考え、工夫し、協力して、みんなで乗り越えたと思います。

よく、人の行動を変えるのは大変だと言いますが、全くその通りでした。やる気にむらがあり、集中力がない娘を勉強机に向かわせることに最も苦戦しました。『勉強しなさい』と言ってもやらないので、『一緒に勉強しよう』と言いました。私が机に算数プリントを広げて問題を解き始めると、なんとなく隣に座って勉強を始める。そこからは、娘が解く→わからない問題が出る→わからない問題を母が解答を見ながら解く→教える→一人でやってみる、を繰り返しました。

また、受験に向けて朝型の生活に変えたかったのですが、「無理して変えなくても良い」と先生からうかがったので、無理しませんでした。しかし、休みの日は朝から勉強する(させる)チャンス!ファミレスのモーニングに7時から行き、お店がランチで混み出す10時半ごろまで勉強しました。家だとすぐに眠くなったり、親子ゲンカになりますが、ファミレスは勉強するにはとてもよい環境で、空いている時間帯だけありがたく利用させてもらいました。

最後に、やはり体調管理が大事だと思いました。昨年秋、大流行していたマイコプラズマ肺炎に罹り、学力を伸ばすのに大事な10月初旬からの2ヶ月間、ずっと咳が治らず、やる気も出ない状態で過ごしました。とても焦りました。日能研の担任の先生にご相談し、日特をお休みして通塾スケジュールを軽くすることにしました。また、娘は食べ物の好き嫌いが多く、学校で給食を食べない日があると分かってからは、祖母にお願いしてご飯に近い量のおやつを作ってもらい、食べさせて、塾に送り出してもらいました。私は仕事があり、この時間帯家にいられないことがとても気になっていたので、私の母のサポートは本当に助かりました。休息を増やして食事をしっかり食べるようにしてからは、塾の遅刻や欠席が大幅に減り、冬期講習は全日程遅刻なく出席できました。娘も全出席を達成したことで自信がついたようで、受験本番前にいい流れが出来たと感じました。

体調良く入試当日を迎え、緊張することなく力を発揮できた結果、志望校に合格することができました。現在、スマホを手にした我が子は最大限リラックスした日々を送っています。毎日本当に楽しそうです。中学受験は終わりましたが、4月からは新しい生活が始まります。とにかく『楽しそう!』と思ったことには何でもチャレンジして、充実した中学高校生活を送って欲しいと思っています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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