コラム・読み物

コラム・読み物トップへ

親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

関連キーワードへ

この記事の関連キーワード
こうやって弱点を克服しました
入試直前、今できる事
先取りシミュレーション!入試期間中
「困った時」「つらい時」は日能研に行く!
家族の支え・フォロー
日能研が心の支えになった

無事、行きたい学校に合格、ただその道は険しかった。

  • 年度:2025
  • 性別:女子
  • 執筆者:
6年時の偏差値が届いていませんでしたが、なんとか行きたかった第一志望群の1校から合格を貰え、春から新生活をおくることができます。

4年生から入塾し、地理の覚えが悪く、中々、焼津が覚えられなかったので、焼津に弾丸ツアーに二人で向かい、カツオとマグロを食べたり、理科の水溶液が覚えられなければ、リトマス試験紙、BTB溶液、フェノールフタレインを使って、夏休みの自由研究にしたり、色々と試してみました。

6年の9月末からは、まずは抑え校の過去問から始め、第一志望校の過去問にも取り組み続け、大体合格最低点はマークしていたので、安心しきっていました。(日能研のテストは下がり続けてましたが、この時期はもう気にしないことにしましたが、少し甘かったことに後から気づきます。)

迎えた1月入試、抑えと思っていた(しかも2科目入試の)学校が不合格となり、頭が真っ白に!
勿論、娘も泣いてしまい、親は何とか顔に出さないように大丈夫だと説明し、寝かしつけた後の夜は寝られませんでしたし、忘れられない恐怖でした。
翌朝が土曜日でしたので、朝早く起きて、一人公園のベンチで焦る気持ちを落ち着かせて、何故ダメだったのかを考えてみました。
結果、計算のケアレスミス、社会/理科の“よく文章読んでいないケアレスミス”が過去問を初見で解いていた時や日能研テストでもあったことに気づき、それを口頭でしかフォローしていなかったことに反省しました。
朝9時半時過ぎで、まだ日能研も開いていないかもと思いながら電話をしましたが、
ちょうど担当の方がいらっしゃったので、結果と併せて反省点と私の心が追いつかない点も話してしまいました。
すると担当の方が、「お父さん、大丈夫です。その反省点で私もいいと思うので、まずは娘さんを朝早くてもいいので、こっちによこしてください。こちらで対処します。」と仰って頂きました。
正直、公園でおじさん一人泣きそうな状態でしたが、この言葉に本当に、本当に救われました。

そこから、塾と相談して決めた対策(具体的にどのように手を動かす?)は以下の通りです。

<ケアレスミス対策>
・答案用紙に書く前に何度も確認し、一度、答案用紙に答えを書いたら消しゴムで消してはいけない。
 ⇒後で確認の時間を取っているから、一旦この回答でいいやという気持ちを無くす。

・計算は、一度目は式の真下に数字を書きひっ算みたいに書いて(説明が難しいですが)計算を行い効率化と見間違いを防ぎ、その直後、再度別の場所にひっ算を書いて、答えが一致するか、必ず二度行う。

・算数、社会、理科も、リード文や問題に、”国語と同様”重要な個所に線を引く。特に適した、なのか、適さない、の箇所はまず、問題として聞いているのは〇なのか✕なのかを最初に書く。その後、各選択肢の文に〇✕を付けていく。
 ⇒国語はやっているのに、何故他の科目はやらないの?という点を対策に入れました。

これらを1/11以降徹底して行った結果、1月後半の千葉入試で初めて1校、合格を貰う事ができ、対策が間違っていなかった点と何より娘にも“自分を受け入れてくれる学校がある。”という自信がついてくれました。

その調子で迎えた2月1日!!!
午前はちょっとチャレンジ校、午後はやや抑え気味校を受験。
待合室で約5時間、各科目の試験中は「上に書いた対策に気を付けて、神様、娘に届けて」とずっと念じたり、子供が休憩時間になれば、トイレが見えるところに移動し、娘に気づかれない様、念をおくったりしてました。(笑)

その夜、PM7時の結果で午前に受験した学校に無事合格することが出来ました。
(今も書いていて、当時の事を思い出していると、涙が出てきそうですが、この時は本当に声を上げて私も泣いてしまいました。。。)

午後入試の学校も無事、合格を頂く事ができ、我が家の受験はほぼ終了状態です。
2/2はさらにチャレンジ校を受け、ダメでしたが、親としては偏差値は2/1AMの方が若干低いにですが、学校としての姿勢や先生の対応にこちらの学校にお願いしたい気持ちでしたので、娘と共に結果には大満足です!!!

1月の最初の結果には本当に死ぬ思いでしたが、中学受験を通じて娘にも「頑張るという事はこんなにもやるんだ!」という考えが身についてくれたと思います。

春になるのが待ち遠しいです。。。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
  • 前のドラマ
  • 次のドラマ

PageTop