3日の朝、全落ち寸前だった。私は今までの、、、努力とも言えない努力を思い出し、ドアを開ける。
いつも勉強を本気でできなかった。今でも後悔している。
都立第一志望。同時に私立の対策をするために日能研に入った。だから、人一倍頑張らなくてはいけなかった。
しかし、母・父が共に忙しく、自分で勉強の計画を立てなければいけなかった。だから、テストの復習などはほぼやっていないようなサボりマンが1月31日まで続いた。
〜時は遡り1月12日〜
今の状況は、まあまあ。11日のS中の難関合格。特待、不合格。合格と不合格を両方体験できた。でも、この合格が後々の運命を変える。
そして2月1日、午前。私立の中で第一志望のF学校、偏差値65以上。チャレンジ校だった。午後は正直受かるでしょ!というY学校。
2月2日、朝にお母さんが部屋から出てきてこう言った。「Y中学校不合格だった」と。
正直言って驚いた。ここで合格しなければ、あとは大体チャレンジ校だったのだ。
そして、1日と2日のチャレンジ校は両方不合格。
それを知った、2日の午後なんて、もし2月校全落ちだったら、家から遠いS中に通うか、と話していた。
そして3日の朝。第一志望校の都立。一番メンタルがやられていた。
午後はY中学校を再チャレンジ。合格した。
嬉しいと言うよりほっとした。
9日。都立の結果が出る。合格。嬉しかった。
私の友達で、自分のもち偏差値よりとても高めのところに合格している人が何人もいた。
それを見てちょっと悔しく思う。
しかし、3日の午前の自分には、感謝する。メンタルが不安定の中、よく頑張ったなと。
日能研の皆さんに「最後まで諦めるな!」と言われながら(それは努力している人でしょ)
と思ってしまう自分を支えてくれたみんなに感謝する。
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